日本語の旧字体とは、日本における当用漢字制定(1946年)以前に使用された漢字の字体です。 中国で昔から使われていた繁体字と基本一致します。 旧字体は以下のとおり、今でも固有名詞を中心に使われています。(( )は新字体) ・苗字など:邊(辺)、國(国)、廣(広)、櫻(桜)、會(合)、齋(斎)、瀧 (滝)、澤(沢)、濱(浜)、龍(竜)、縣(県)、數(数) ・団体名など:應(応)、藝(芸)、證(証)、鐵(鉄)、讀(読)、賣(売)、罐(缶)、樓(楼) ・数字など 壹(壱) 貮(弐)、萬(万)、圓(円)、兩(両) 一方、中国でも1950年代に、従来の繁体字を簡略化した字体体系(簡体字)が制定されました…