創価学会第2代会長・戸田城聖の半生を描いたノンフィクション大河小説「人間革命」の続編。
作者は前作同様池田大作だが、この作品では法悟空と言う筆名を用いている*1。
戸田亡き後、第3代会長に就任した山本伸一*2の視点を通じて、創価学会の歴史を描いている。
前作「人間革命」と同じく、主人公・山本伸一を始めとする登場人物の名前は一部を除いて全て仮名*3。
1993年11月18日より聖教新聞紙上にて連載がスタートし、2018年9月8日まで連載された。
基本的に日曜日を除く毎日、3面に掲載されている。
1994年には単行本の第1巻が発売され、第30巻までが刊行されている。
なお、第30巻に関しては、2017年1月1日号から2018年9月8日号まで連載。1年以上書いたことにより、上巻・下巻に分けて発刊された。*4
2003年4月7日より、文化放送ほか全国35のラジオ局で放送中のラジオ朗読劇として放送されている*5。
1965年1月1日から1993年2月11日まで掲載の「聖教新聞」や1993年8月6日から同書まで登場人物はすべて仮名である。*6ただし、「新・人間革命」では、実名で表記した人物がある。第15巻での写真家・三木淳。第18巻での1973年に映画「人間革命」での制作した田中友幸や脚本を手掛けた橋本忍。
また、創価学会に関わりのある人物はすべて仮名で登場してる。しかし、2013年春「聖教新聞」で第26巻の章の中で公明党(マスコミがよく言われる創価学会の支持母体)の議員の坂口力については、その章でのハンセン病の危険性や感染しやすい風評を廃止に導いた大臣としてわずかながらで実名で表記した。すべて仮名であるとは限らない。*7 *8
すべての章において、力強き漢字でタイトルをつけている。また、別の漢字の言葉で別の意味でかつ当て字でつけている章がある。その例として、第22巻の「命宝」を「みょうほう」や第23巻の「学光」で「がっこう」など。