具体的には1980年代後半から1990年代前半の選挙制度改革の流れを指す。
1993年、当時の首相であった宮沢喜一が田原総一郎のテレビ番組で
「(この年の通常国会中に)改革を必ず成し遂げる」と明言したことが改革推進派の反発を呼び、
内閣不信任案が可決され、解散総選挙の後、非自民連立の細川政権が誕生することとなった*1。
「新党ブーム」の中、「政治改革」を旗印に誕生した細川政権下において、
いわゆる「政治改革四法案」が成立した(1994年3月4日)。
この流れにおいて活躍した評論家・学者に山口二郎らがいる。