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押上駅

(地理)
おしあげえき

押上駅 京成電鉄(押上線)・東京都交通局(浅草線)・東武鉄道(伊勢崎線)・東京地下鉄(半蔵門線)

東京都墨田区押上1丁目にある、東武鉄道伊勢崎線東武スカイツリーライン)・京成電鉄押上線東京地下鉄半蔵門線都営地下鉄浅草線の駅。
京成電鉄・都営地下鉄の駅と、東武鉄道・東京メトロの駅の2駅がある。
京成線・東武線とも昔、都心乗り入れ実現前は押上駅・とうきょうスカイツリー駅*1が本線の起点だった。
東武鉄道の本社がこの近くに位置しているのはそれに由来する。
やがて京成線は、買収した会社の計画路線の鉄道免許を利用して上野線(現在の京成本線)を開通させ、京成上野駅を本線の起点とした。そのため青砥‐押上間は「押上線」として支線格に変更され、今日に至っている。しかし現在でも横浜方面からの「特急料金不要な空港アクセスの一つ」として京浜急行線方面からの直通列車「エアポート快特」が通るなど、東京東部・千葉方面から都心・横浜方面への重要な接続駅の役割を担っている。
また東武伊勢崎線もターミナルの浅草駅が、隅田川を渡ってすぐ急カーブしたところの松屋デパートのビルの中にあるため、これ以上線路容量を増やすことができず、近年の輸送量増加対策としては明らかに不十分だったことから、10両編成の発着や増発などに関してはかつての始発駅だった業平橋駅(当時)の地上施設で分担してきた*2。この機能は曳舟〜押上間の新線開通で伊勢崎線と半蔵門線が直通化されたことにより、開通した新線及び押上駅にその役割が引き継がれることとなった。業平橋駅(当時)の地平ホームは、半蔵門線との直通化を待って廃止されている。
駅番号は都営浅草線がA-20(2004年4月1日〜)、京成押上線がKS45(2010年7月17日〜)、半蔵門線がZ-14(2004年4月1日〜)、東武伊勢崎線がTS-03(2012年3月17日〜)。
また、東京スカイツリーの開業にあわせ、スカイツリー前という副駅名が導入されて「押上〈スカイツリー前〉」となった。
これに合わせた駅名標の更新によって、構内にある駅名標には2つの駅番号が併記されるものがほとんどになっている。
ちなみに、右上の画像は半蔵門線・東武鉄道の構内にある東京メトロ管理のホーム柱タイプの駅名標。表記ルールは前例である明治神宮前と同様。

京成電鉄・都営地下鉄(京成押上駅)

京成電鉄の管理駅であり、東武鉄道・営団地下鉄(当時)の押上駅が開業するまでの90年間は「京成押上駅」を名乗っていた。
島式ホーム2面4線を備える地下駅で、浅草線開業時から50年以上にわたって使用されている。業平橋駅頭端式ホームがあった頃には当駅から地下連絡通路があったが、2003年(平成15年)3月19日の営団半蔵門線(当時)の開業と同時に業平橋駅の頭端式ホームが廃止されたため、それに伴い連絡通路も廃止された。
京成押上線都営浅草線《エアポート快特、快特、アクセス特急、特急、通勤特急、快速と普通が停車》
[京急線・京成本線・北総鉄道北総線・芝山鉄道線と直通運転]

東武鉄道・東京メトロ(東武押上駅)

東京地下鉄の管理駅だが、前述の「京成押上駅」に対して「東武押上駅」と呼ばれることがある。
運賃計算上は東武伊勢崎線とうきょうスカイツリー駅と同一駅扱いとなっているため、同駅発着の定期券・回数券などでも当駅で乗り降りすることができる。
日中は渋谷方面から当駅折り返しで再び半蔵門線・田園都市線方面に戻る電車*3と、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)に直通して南栗橋・久喜方面へ直通運転される電車がほぼ交互に運転される。当駅から北の東武線内は原則として急行(東武動物公園以北は各停)または準急(新越谷以北は各停)で運転する。
島式ホーム2面4線を備える地下駅。外側2線(1・4番線)は東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)直通電車、内側2線(2・3番線)は当駅折り返しで渋谷方面に戻る電車が主に使用する。

>> 路線案内 東京メトロ 東武鉄道 <<

東京メトロ半蔵門線 東武伊勢崎線東武スカイツリーライン

渋谷駅(Z-01)…半蔵門(Z-05)…大手町(Z-08)…錦糸町(Z-13) ←「押上駅(Z-14・TS-03)」→ 曳舟(TS-04)…北千住駅(TS-09)…東武動物公園駅久喜駅
   東急田園都市線直通(渋谷経由)…(至・二子玉川 鷺沼 長津田 中央林間 )
   東武日光線直通(東武伊勢崎線・東武動物公園分岐)…(至・南栗橋駅 )

リスト駅キーワード
リスト駅つきキーワード

*1:当時の駅名はとうきょうスカイツリーでも業平橋でもなく浅草だった。

*2:10両編成の電車の一部は北千住で編成切り離しを行い、北千住以南は6両で運転される場合もあった。また、編成切り離しを行わず10両のまま北千住で運転を打ち切る電車もあった。いずれの形態の電車も、現在の東武鉄道のダイヤにおいてもまれに存在する。

*3:東武の車両も当駅以北の自社路線に入らず押上で折り返す場合がある。

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