▼語源・由来 音を表す"ナ"が動詞化することで「ナク(鳴く)※」が生まれました。 ※及び「泣く・啼く・哭く」。精選版 日本国語大辞典 「なく【泣・鳴・啼・哭】」 [1] 〘自カ五(四)〙 (「ね(音)」と同語源の「な」が動詞化したもの) 生物が種々の刺激によって声を発する。 ① (鳴・啼) 鳥、獣、虫などが声を出す。 ※古事記(712)上・歌謡「青山に 鵼(ぬえ)は那伎(ナキ)ぬ さ野つ鳥 雉(きぎし)は響む 庭つ鳥 鶏(かけ)は那久(ナク) うれたくも 那久(ナク)なる鳥か」 ②〜(後略) ▼ネ(音)と同語源の「ナ」について 精選版 日本国語大辞典の語源説明の中で、ネ(音)と同語源の「ナ」が…