先に「ババン時評 中国は必ず尖閣を盗りにくる」を書いた(R6/2/3)。今回はその続きである。先に、中国が尖閣諸島を中国領と明記した領海法を制定したことを書いたが、中国は沖縄についても歴史的に見て中国のものだと考えている。 これについて、ウィキペディアが収録するジャーナリスト・岡田充氏の論考(Jun. 13, 2023)を借りると、中国共産党機関紙の人民日報が昨年6月4日、習近平党総書記(国家主席)の沖縄(琉球)に関する発言を報じ、波紋を広げているとする。それに関して、昨年7月の訪中を前にして玉城デニー沖縄県知事は、(人民日報は)沖縄との「交流発展に意欲を示された」と好意的に受け止めた。一方で…