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民法学者(1897〜1973)
正確に表記すると「我妻−榮−」
法学博士・東京大学名誉教授。日本を代表する民法学者。戦後の農地立法や民法大改正に貢献。民法を統一的に研究し、その成果は「我妻民法」と称される。著書多数(近代法における債権の優越的地位 民法講義(数刊)−未完結−民法案内−これも未完結−。
戦後の民法大改正の際には,民法からイエ制度の残滓を排除することに尽力した.民法728条2項*1を「伝家の宝刀」と呼んだことも有名.
我妻榮先生の弟子は,「科学としての法律学」を書いた人。
*1:夫婦の一方が死亡した場合,生存配偶者は意思表示によって一方的に姻族関係を終了できる