成瀬活雄

www.shochiku-tokyu.co.jp作家・司馬遼太郎の初長編作であり、直木賞も受賞した作品を映画化した作品。1963年にも『忍者秘帖 梟の城』のタイトルで映画化されており、二度目の映画化です。 織田信長によって故郷を焼かれた伊賀忍者の一人、葛籠重蔵が、信長の後を継いだ豊臣秀吉を暗殺すべく奔走する姿が描かれます。 「豊臣秀吉の暗殺」というキャッチーな目的を軸に、伊賀忍者の葛籠のライバル関係やロマンスなどを描いた展開は、時代劇に苦手意識がある人でも見易い内容となっています。 また、アクションシーンではVFXを取り入れるなど、見栄えのあるシーンも見られ、1963年版とは違った面白さがある…