『ある人間を憎むとすると 、そのときのわたしたちは、自分自身の中に巣くっている何かを、その人間の像の中で憎んでいるわけだ。自分自身の中にないものなんか、わたしたちを興奮させないもの。 ヘルマン・ヘッセ『デミアン』(新潮社)』 人間関係は「映し鏡」です。 別人格の相手を見ながら、自分自身の内面から出てくるモノを見ているのです。 と言うよりも、自分の視点が繋がっている心にある見方しかできないのが人間なのかも知れませんね。 「心にあるモノが出てくる」というのが人間です。 内面に無いものは、出てこないという事ですね。 心理的には、感情転移と言います。 自分の中にある感情と、相手から見える(感じる)要素…