Kinsey
動物学の助教授アルフレッド・キンゼイは教え子クララと恋に落ち、結婚するが、厳格な父の教育の影響もあったセックスに無知だったので惨めな初夜を迎えてしまう。専門家のアドバイスで夫婦の危機を乗り越えたセンゼイは、セックスに対する悩みを持つ学生相手に悩み相談室を開くようになるが、自分の知識の未熟さを思い知る。そこで科学者としてアメリカ人の性を探ろうとするのだが、保守的な時代は彼に冷たかった。
邦題は「愛について」などとなっているが、内容はずばり「セックスについて」。『キンゼイ・リポート』で有名なアルフレッド・キンゼイの半生を描いたビル・コンドンの力作は、人々の寛容を問う映画でもある。スワッピングからホモセクシュアルまでありとあらゆることを試すキンゼイ像を、リーアム・ニーソンが熱演している。
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