「湾岸MIDNIGHT」に登場する、主人公・朝倉アキオの車。「頭文字D」で言うハチロク*1である。
ベース車はS30型フェアレディZ、車体色はミッドナイトブルー。
かつて地獄のチューナー・北見淳が全てを注ぎ込んでチューンした車。
北見が事故を起こし、その手から離れ、このZの乗った者は次々と事故死を起こした。事故のダメージがいつも比較的軽症で済んだZは乗り手を変えては事故を起こし、その事からいつしか「悪魔のZ」と呼ばれるようになる。
今の乗り手は主人公の朝倉アキオで、彼も3回事故(内2回は大事故)を起こしている。
悪魔のZは車という「機械」でありながら、まるで生き物のように意思を持っていると人々に思わせる。…そのため、Zを作った北見にすら、全容は把握仕切れていない。
また、この事が今まで数多くの事故を巻き起こしてきた原因とも取れる。
…そしてこの事が、人々を魅了していく理由でもある。
搭載されるエンジン*2の最高出力自体は約620馬力(ブースト1.5時、2.0約660馬力)と、フルチューンドのGT-Rなどと比べて低め。
しかし極めて高レベルのチューニングにより、数字では表せない速さを発揮する。