ファンタジー小説の定番・ゲド戦記の第１作のサブタイトル。原題は、「A Wizard of Earthsea」（アースシーの魔法使い）。
『ゲド戦記 影との戦い』は傑出した文学である。それは感触として分かるのだが、僕はまだその全貌を掴み切れていない。理解できたという感じがしないのである。それでもいくつか分かったことがあるので、ここに書いてみることにする。 まず冒頭の「ことばは沈黙に……」という箇所について触れると、これはどうやら創世記の「光あれ。」に反対しているらしい。まず言葉があって、事物があとからそれに従うという人間の傲慢な考え方に、ル・グウィンは抗議しているのだと思われる。この思想は至るところに顔を出している。次の引用は、ゲドがロークの学院に初めてやってきて、大賢人ネマールと会うところ。 ふたりの目が合った。と、木の枝にい…
**第34話: 光明の勝利** 大和悠介と仲間たちは、遺跡の深部で闇の影と激しい戦いを繰り広げていた。彼らは勇敢に立ち向かい、絆と決意を持って闇の力に立ち向かった。 激しい戦いの中、彼らは装置を目指して進んでいき、闇の力を封じるための力を解放しようとした。しかし、闇の影は執拗に彼らを妨害し、最後の抵抗を試みた。 しかし、大和悠介たちの絆と勇気は不屈であり、彼らは闇の影に立ち向かい続けた。そして、遂に装置に到達し、その力を解放することに成功した。 装置から放たれた光の輝きが闇の影を打ち破り、遺跡に光と平和が戻った。大和悠介と仲間たちは、光明と勝利をもたらした勇気と決意を称えられた。
「邪鬼秘帳の巻」影丸の背後に可愛い猫耳忍者がいっぱい。 ネタバレしますのでご注意を。 いつもながらお布団シーンがかわいすぎる。大の男が三人布団を並べて寝るかなあｗ お行儀良いし。 邪鬼案外優しい。一角を心配して外へ出る。 しかし優しさの見返りはある。大好きな影丸と出会えるのだ。というか出会えそうな気がしたので向かった気がするが。 しかも 覚えていてくれた。ジーン。 影丸は自分を「おれ」呼びしたり「せっしゃ」呼びしたりするけどここでは「ぼく」呼び。なんだか気を許している気がして邪鬼感激。 邪鬼と影丸は戦いはせず別れる。 邪鬼はあとのふたりを起こして現場に連れて来る。この辺そつがない。 一角を抱え…
親戚の集まりにプロゲーマーの従兄が来たんですが、その従兄宛に、油が麦茶作る容器に１Lと別容器に100ml届いたんですねで、同封された手紙に「これを飲んで頑張ってください！」との記述が｡それを読んでいると、宅配の人がおもむろに二つの油を混ぜてシェイクし始めたんですよ — 秋扇 (@automne_ventila) April 13, 2022 すると、従兄の兄がバギの解説する人風に「有名になると周りが経験させてくれるから強い。経験してるだけで取り込めるものが増える」とか言い出したんですが、従兄は「取り込めるのは油だけやないかい」と突っ込んでた所で起床しました。はっきり覚えてたので書いてみましたが…
「ラストの砂漠」は、宇宙の辺境に位置する不毛の星、デゼリオンに存在します。この星系はあまり知られておらず、通常の宇宙航行路からはかけ離れた位置にあります。デゼリオンは地球から約1,200光年離れたゼフィル星系にあり、乾燥した気候と荒涼とした風景が特徴です。ラストの砂漠は、その名の通り、終わりなき欲望と渇望の象徴とされ、ここに足を踏み入れた者は強烈な欲望に取り憑かれると言われています。 ラストは、その危険な力と影響力を制御できる者がいないため、過去の宇宙を保護するための措置として砂漠に封印されました。この封印は、古代の賢者や力を持つ存在たちによって行われたとされています。これらの賢者は、宇宙のバ…
こんにちは。 先日来、Twitterで（「X」とは呼んではやらない！）見かけたハッシュタグ「#いいねの数だけ本棚の本を紹介する」のツイートをしています。2月1日現在で6冊分の書影をツイートし、今日あと2冊をする予定でいます。以下には、その8冊のリンクを紹介しています。なお、これらの本については、SpotifyのPodcastでも語りおろしをしていこうと考えています。 本を読めなくなった人のための読書論 作者:若松 英輔 亜紀書房 Amazon 読書と社会科学 (岩波新書) 作者:内田 義彦 岩波書店 Amazon 影との戦い ゲド戦記 (岩波少年文庫) 作者:アーシュラ・K．ル＝グウィン,清水…
1/22 月曜日 仕事。ちょっと忙しかった。帰りにスーパーに寄ったらスーパー併設の本屋さんでちいかわ6巻が入ってたので買って帰る。表紙はイチオシのシーサーちゃんだ。ハチワレ大好きだけどちいかわにハマったのはこのシーサーちゃんがアニメに登場してからという。まだまだにわかファンなのだ。6巻のシーサーちゃんのお話は涙無しには読めないのでもれなく涙する。バレンタインちいかわチョコも買う。ちい活は豊かだな。そんな週始まり。 1/23 火曜日 仕事。終わってから支度していつもの水神社へお参り＆水汲みへ。途中小腹が空いたからLAWSONで八天堂コラボのバターあんまんなるものを買って食べる。これはバター好きの…
村上春樹の訳でカーソン・マッカラーズの『心は孤独な狩人』を読んだ。とてもいい小説だった。それについて書く。 本作の中心人物は聾唖のシンガーである。彼を軸に言葉というテーマがかたちを変えて幾度も語られている。多くの人物がシンガーに向かって言葉を尽くして語りかけることや、次のような箇所から、言葉で人に語りかけるということが中心的なテーマであることが察せられる。ページ数は文庫版による。 p10 家に帰るといつも、シンガーはアントナプーロスに向かって話をした。彼の両手は次から次へと敏速に言葉を描き出していった。 p109 「憤怒は貧困に咲く最も貴重な花だ。そのとおり」 語るのは良きことだ。声の響きは彼…
読書1.「ゲド戦記」第１巻 影との戦い アーシュラ・Ｋ・ル＝グウィン 岩波少年文庫 劇場アニメ版は未見。タイトルは有名だけど、初めて読みました。これは素晴らしかった。アースシーの作り込まれた世界観に感心します。本当にこういう世界があるみたいだ。ゲドの若さゆえの傲慢さも、それによる過ちも、追われ、追い続けた影との戦いも、読み応えがあって、面白かったです。さすが名作と呼ばれるだけのことはある。と、感心しました。
楢原真也さん著。 誠実な文章、謙虚な姿勢、子どもたちを思う愛情に心打たれます。 施設で暮らすことは「不幸」や「かわいそう」ではない、と著者は言います。 施設で暮らす子どもたちの存在を、自分に課せられた苦難を乗り越えようと一生懸命に生きている子どもたちがいることを、多くの人に知ってもらうためにこの本を書いたそうです。 この人はたいへんな読書家です。 こんな本も読んでおられるのかあ、と驚かされます。 例えば、 上橋菜穂子さん『獣の奏者』 宮下奈都さん『羊と鋼の森』 ル＝グウィン『影との戦い』 プレイディみかこさん『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』 梨木香歩さん『西の魔女が死んだ』 など…
シューベルトの「冬の旅」についての記録6。プレガルディエン＆ゲースの決定的な「冬の旅」に出会い、ようやく「冬の旅」の袋小路から抜け出すことができた。 --------------------------------------------------------------------- 41 顔 レオン・フライシャー D.960 (2010/1/23) この悲哀感はモーツァルトだけのものでも、 我々演奏家だけのものでもない。 全人類が共有するものだ 新聞に載ったフライシャーのこの言葉が心に残った。どうしてなのだろうと思った。「モーツァルト」のところを「シューベルト」と替えてみる。シューベルト…
お待たせしました。５日の幽玄の間指導碁残り二局の解説を始めます。 Ｓ氏三子局から。この碁は終盤微細。結果は１目勝負となりました。 分岐点・黒番（イ・ロ・ハ）から選ぶなら 左上白19まで互角。先手得て右下黒20シマリはＳさんの定番。 左下は白27までが定石ですが黒28に隙は残さない与えないとの 強い意志を感じました。白29に黒30は白二間ヒラキが注文です。 それは面白くないので右上白31ツケ。黒に手厚い対応を期待しが 白33オシに相手せず黒34が気合の打ち込み。白35に黒36守りでは 別の道もありました。白37ツケはサバキ手。黒どう対応しますか。 その前に・・・ 白の希望図・穏やかだが黒あまい …
2023年11月、新潟・朱鷺メッセ（ときメッセ）展望室から撮影した日本海の風景。 朱鷺メッセ外観 新潟空港 信濃川の河口近く 佐渡汽船のターミナル（ターミナルのみ訪問） なにげない街のオブジェクト 私が新潟県を訪問したのは11月の転職直前のことで、ふとよぎった「日本海を見に行きたいなあ」という思いつきにより、奮発して飛行機のチケットを取って、弾丸で向かった場所だった。冒頭の写真の通り、朱鷺メッセの展望台から360度に広がって見えた日本海の青さ、果てしなさ、はるかな水平線を前に、自分自身の新天地へ思いを馳せたりしていた。 eastofuenotokyo.hatenablog.jp 新潟県をはじめ…
12/25 月曜日 メリークリスマス🎄仕事終わってまた野菜をたくさん頂いた。その中にブロッコリーが入ってて冬が来たんだって更に実感する。 いま、自分の活動においてちょっとスランプ中。原因はわかっていて自分の影との戦い。けどその影は陽の部分を覆い被さるように来てるからとりあえず飲まれてる笑。わかっちゃいるけど飲まれた方が楽なんだ。って気がつくとやる気でるかな。 12/26 火曜日 しごおわのち夕ご飯のおでんを仕込む。うちのは牛すじ入れるやつ。 2024年上半期の占いYouTube順にUP。ししおとめ天びんさそりいてまで完了。満月の星読みも撮り直したいけど行けるかなぁ。とにかく頑張る。もう撮り溜め…
仕事はまあまあ。出社の予定があったが、連れが出勤するときに間違えて私の鍵も持っていったせいで家から出られなくなり、延期。外に出るのはいつだって億劫なので、別に気にならないのだが、どうせなら身支度を整える前に気づきたかったとは思う。ともあれ、そういうわけで一歩も家から出ていない。 夕食は昨日の残りがたっぷりあるので考えなくてよい。午後9時前に仕事を切り上げてからは、ゲド戦記シリーズの『影との戦い』を読んでいて、ちょうど連れが帰宅する頃に読み切った。ふと読み返したくなってずいぶん前に電子書籍で購入していたのだが、どうにも画面で読むと目が滑ってしまって、読みさしのままにしていた。どうしてかこのところ…
2022年9月終了アニメの感想です。アップするのをすっかり忘れてた。・シャドーハウス 2nd Season・新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP・ユーレイデコ・サマータイムレンダ
piano-fire.hatenablog.jp
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