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平田篤胤

(一般)
ひらたあつたね

国学者。1776-1843年。
通称大角・大壑,号は気吹之舎.出羽国秋田郡久保田生まれ。
秋田藩士・備中国松山藩士を経て致仕.江戸に出て独学で国学を学び,本居宣長没後の門人となる。が、最近の研究によって、本居宣長歿後二年の享和二年(1803)まで、その著作は勿論、宣長の名前すら存知しないという。其れにも構わず、独学で本居宣長の道を追い、国学四大人として最も有名な国学者になって、日本の神道界・国学界を多大の影響を与える。
1813(文化10)年著の『霊能真柱』以後,死後の霊は大国主命が主宰する幽冥に行くとする死後安心論を展開、宗教化して儒・道・洋の知識を用いて古伝説を再編、神道を完全なる宗教として立ち上げた、独自の立場を打ち出した。神官・豪農を中心として五百名を超す門人がいたものの、晩年は幕府から譴責を受けるなど不遇だった。
幕末期の尊皇攘夷運動に大きな影響を与え、近代では国家神道を支えるものとして宣揚された。
代表な著書は『古道大意』『霊能真柱』『古史成文』『古史伝』『古史徴開題紀』『神字日文伝』など。

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