民俗学者。1948年高知県生まれ。 國學院大學を卒業後、都内の中学校教員をへて、現在、国立歴史民俗博物館民俗研究系教授、総合研究大学院大学文化科学研究科教授。 博士(民俗学)。
子供たちから聞いた話を元に書いた「学校の怪談」シリーズは、大ベストセラーとなり、 映画が4作つくられるという社会現象を巻き起こした。
・地域批評シリーズ(マイクロマガジン社) 当ブログでは道了堂の歴史を正しく跡付けようと思っていて、取り敢えず出版物に掲載されている情報は網羅しようとしておるのですが、八王子市域の怪異談の現場については道了堂に注意する前に、八王子城について、2016年3月に郷土史家の椚國男の著述2種『戦国の終わりを告げた城』『高尾山と八王子城』に見える怪異談を紹介しておりました。この私の記事に椚氏に怪異談を語った本人と思われる人が気付いて、2016年3月25日に「大変興味深く拝読させていただきました。当時の事を懐かしく思い出しております。よろしければコメント欄ではなく、直接的メール等でお話しさせていたければあり…
オススメの妖怪図鑑とは? 妖怪、オバケ、妖精、悪魔、などなど。「もののけ」と呼ばれる、目に見えない存在に子どもたちは夢中になります。 そんな世界を分かりやすく、視覚的に表してくれたのが水木しげるです。『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』以外にもたくさん本を出しています。その他の作家さんたちも妖怪をテーマにした本をたくさん描いています。 たまには水木しげる以外の本を読んでみようかな? そう思っている人もいるかもしれません。そんな人のために、今回は 子どもでも楽しめる「妖怪図鑑」を紹介します。 親子で読んでもよし。 友だち同士でもよし。 もちろん、ひとりだって楽しめる本ばかりです! オススメの妖怪図鑑と…
「Kindleセール」双葉社時代小説、徳間書店(RYU COMICS)、双葉社小説、ビーグリー、講談社KK文庫、(講談社青い鳥文庫)、京極夏彦、ブルーバックス [小説] 風野真知雄「わるじい」新シリーズ開始記念! 双葉社時代小説フェア 最大70%OFF 10月1日 まで [漫画] 徳間書店 女子高生がアイドル部を結成して頑張る話 【誰何Suika】3巻発売フェア 最大50%OFF 9月21日 まで [小説] [実用書] 「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」 実写映画化!! 原作&双葉社9月新刊フェア 最大60%OFF 10月1日 まで [漫画] ビーグリー『陣内流柔術武闘伝 真島クンすっとば…
もう9月に突入してしまいました! ご報告が遅くなってしまいましたが、今年も真夏の怖いお話し会を8月26日㈯の夜に無事に終演いたしました。 とにかく暑い!猛暑!!酷暑!!! そんな中、会場に足を運んでくださいました皆様、本当にありがとうございました。 ほんのひと時の ”ゾゾッと怖い涼″ をお話しの世界でお届け出来たのではないかと思います。 プログラム 怪しげな照明の中、 チリーンと鈴の音・・・ 薄暗がりの迫る中、あの世とこの世が混じりあう。 楽しい一日が終わる頃、不思議な時間が訪れる。 夕暮れの物語が今始まる・・・チリーン 始まりは絵本を2冊。「ざしきわらし」と「さんまいのおふだ」 ざしきわらし…
一条真也です。『現代怪談考』吉田悠軌著(晶文社)を読みました。この手の本には目がないわたしですが、本書は説得力に富んだ久々の名著でした。著者は、怪談研究家。1980年、東京都生まれ。早稲田大学卒業後、ライター・ 編集活動を開始。怪談サークル「とうもろこしの会」の会長をつとめ、 オカルトや怪談の研究をライフワークに。テレビ番組「クレイジージ ャーニー」では日本の禁足地を案内するほか各メディアで活動中。 著書に『一生忘れない怖い話の語り方』(KADOKAWA)、『オカルト探 偵ヨシダの実話怪談』シリーズ1~4巻(岩崎書店)、『怖いうわさ ぼくらの都市伝説』シリーズ1~5巻(教育画劇)、『恐怖実話 …
今回、紹介したい映像作品は「学校の怪談」 気になるあらすじ 知りたい映像作品ジャンル 3つの楽しみポイント 関連動画 視聴方法 気になるあらすじ 母親の死をきっかけに、両親の故郷に引っ越してきた小学5年生の宮ノ下さつきと、弟で1年生の敬一郎は両親も通ったという「天の川小学校」に転入することになった。転入初日、名高い心霊スポットで今は使われていない旧校舎に、ふとしたきっかけで足を踏み入れてしまったさつきたちは、そこで母親の日記を発見する。それには昔、母親が「霊眠(成仏させ封じ込める事)」させた幽霊や妖怪のことが詳しく書かれていた。しかし、その日記を開いたことで、旧校舎に封印されていた妖怪たちが次…
◇七夕しぐれ 熊谷達也 七夕しぐれ (光文社文庫) 作者:熊谷 達也 光文社 Amazon ◇七夕の月 佐々木ひとみ 七夕の月 (ポプラ物語館) 作者:佐々木 ひとみ ポプラ社 Amazon ◇ソーリ! 濱野京子 ソーリ! (くもんの児童文学) 作者:京子, 濱野 くもん出版 Amazon ◇たなばたにょうぼう 常光徹 たなばたにょうぼう (おばけ・行事えほん) 作者:常光 徹 童心社 Amazon ◇天人女房 稲田和子 童話館 天人女房 作者:稲田 和子 童話館出版 Amazon ◇天人にょうぼう 谷真介 行事むかしむかし 天人にょうぼう (行事むかしむかし) 作者:谷 真介 佼成出版社 A…
・種村季弘:失楽園測量地図.イザラ書房,1974.・大田俊寛:現代オカルトの根源:霊性進化論の光と闇(ちくま新書).筑摩書房,2013.・京極 夏彦:文庫版 地獄の楽しみ方(講談社文庫).講談社,2022.・常光徹:口承文芸の研究I―学校の怪談(角川ソフィア文庫).角川書店,2002.・浜本隆志:魔女とカルトのドイツ史(講談社新書).講談社,2004.・浜本隆志:ナチスと隕石仏像―SSチベット探検隊とアーリア神話 (集英社新書).集英社,2017.・小林 泰三:玩具修理者 (角川ホラー文庫).KADOKAWA,1996.・高橋康也:エクスタシーの系譜.あぽろん社,1966.・小林 泰三:人獣細…
※当然のことながらネタバレを含むので、未視聴の場合は閲覧に注意されたい。 ネットで未だに伝説級の扱いを受けている「きさらぎ駅」。 それに要素を追加した感じの映画かな?と思って視聴してみた…のだけど、元の話を知っている人は、「別物」として見たほうが楽しめるかなという感想。 きさらぎ駅 恒松祐里 Amazon 原典の「きさらぎ駅」は、見知らぬ駅で降りてしまったという人物(はすみ)が携帯電話から2chに書き込んだことが発端で、その場所が「きさらぎ駅」。 実際に存在する駅の名前や時刻などから、そこそこリアリティがありつつも「どこだそこ?」というわけのわからなさ、次に投稿者が発した地名が「比奈」というの…
こんにちは。メルカリで頼んで届きました。小学校の時に図書館にあって熱心に読んでいた記憶があります。今読んでみると流石に怖くはないのですが巻頭にある常光徹の前書きが面白かったです。つまりこれはルポルタージュだったのです。当たり前といえば当たり前ですが当時の小学校の小学生から聞いた話を脚色して書いている訳で完全な創作では無かったのです。でも小学校時分の僕がそんなことを思いながら読んでいる訳もなく純粋に怖い話として読んでいました。また楢喜八の独特な挿絵も好きでした。この本の初版は1990年で一番オカルトが隆盛していた頃です。だからこそバラエティに富んだ様々な話があります。僕もまだ5巻しか持っていない…