いちかわ・らいぞう(1931-1969) 映画俳優、歌舞伎役者 本名・太田吉哉。1931年8月29日、京都生れ。 1954年『花の白虎隊』で映画デビュー。 1955年『新・平家物語』で主役・平清盛を演じ、二枚目時代劇スターとして注目を浴びる。
『眠狂四郎』『忍びの者』『若親分』『陸軍中野学校』といった好評シリーズをはじめ、数々の傑作時代劇、文芸作品、現代ものまで、16年間で153本の映画に出演。
1969年、病のため惜しまれながら世を去る。享年37歳。
監督 市川崑 脚本 和田夏十 原作 島崎藤村 出演 市川崑 長門裕之 船越英二 藤村志保 三國連太郎 中村雁治郎 杉村春子 岸田今日子 宮口精二 浜村純 加藤嘉 浦辺粂子 見明凡太郎 潮万太郎 市川雷蔵・潮万太郎 コレステロールが下がるという小林製薬の紅麹サプリ。実は私も薬局でみて買おうかな~~、とってみようかなぁ~と思っていたんですよね。なにやらトマトジュースとか豆乳とか亜麻仁油とか試してもイマイチだったんで。ただ値段みてやめましたけど、ケチな自分を褒めてあげたい(笑。ま、観念してお医者さん通ってますけど(;^_^A。保険3割負担で。 今朝の週刊誌の見出し宣伝には一平さんのついた「ウソ!嘘!…
1月10日に放送されたNHK BSシネマ「新源氏物語」4Kデジタル修復版ですが、私はこの映画の存在自体、今の今まで知りませんでした。 「源氏物語」は好きな物語ですが、事前にこの映画の登場人物などあえて調べないで観ました。 💎光源氏役は市川雷蔵で最初見た時は結構違和感がありました、市川雷蔵といったら私の中ではやはり「眠狂四郎シリーズ」のイメージが強いので。でも観ているうちに平安時代の男性ってこんな感じかもって思うようになってきて、雷蔵さんって純日本的な顔立ちだし、しっくりくるようになりました。 ◇ 💎正妻・葵の上役は若尾文子さん、素直になれない葵の上の感じを上手く表現していて、登場した女性陣の中…
平安時代劇シリーズ第2弾は「新源氏物語」! おおまかなストーリー 映画の感想 ➀豪華絢爛な世界観に目が眩む! ②光と影を使った映像美が見事 ③好色なはずの光源氏が高貴な男性に見える ④少子化対策に一夫多妻制を導入するのは熟慮が必要! 平安時代劇シリーズ第2弾は「新源氏物語」! さて大河ドラマ「光る君へ」に便乗して 先週からスタートさせた 映画紹介シリーズ平安時代劇第2弾は 前回の「新・平家物語」(1955)に続き またしても市川雷蔵さん主演映画で ずばり「新源氏物語」(1961年、森一生監督)です! 「シン・源氏物語」ではありませんからね(笑) (この頃映画に限らずやたらと 「シン・〇〇」とい…
大河ドラマに便乗?平安時代を描いた作品を紹介 おおまかなストーリー この映画の時代背景 映画の感想 ➀セットの豪華さ・衣装の華やかさ ②養子縁組に出された雷蔵さんの実人生と重なる ③庶民の身なりから格差社会だったことが伺える この映画のエピソード ➀原作は吉川英治の連載小説 ②溝口監督が徹底的に雷蔵さんをしごいた ③雷蔵さんが語る「新・平家物語」 大河ドラマに便乗?平安時代を描いた作品を紹介 あの『源氏物語』の作者・紫式部を 主人公にしたNHK大河ドラマ「光る君へ」の 放送が始まりましたね ということで当ブログも便乗?して 平安時代を描いた時代劇映画を シリーズで紹介することにしました その第…
三島由紀夫氏原作の『金閣寺』を映画化した『炎上』(1958)より、燃え盛る金閣寺の中の主人公溝口。演ずるのは市川雷蔵氏。 『金閣を焼かねばならぬ』 ランキング参加中イラスト 今週のお題「最近読んでるもの」 最近、改めて三島由紀夫氏の『金閣寺』を読み返しています。 表現がとても煌びやかで、各情景が脳裏に広がります。 この煌びやかさに反比例するかのような、鬱屈した溝口の心情がまたエゲツない。 幻覚や強迫観念の表現がやけにリアル。ゾッとするのに読み進めてしまう不思議。 溝口の抱える、吃音による深い深いコンプレックス。母の裏切り、師への不信。金閣寺だけが美しい。 親友鶴川の朗かさの裏の泥沼、そして自死…
剣の修練のみを心懸け取憑かれた鬼の様な青年剣士、周作の数々の勝負を経て無類の境地に達するまでの姿を描く、格調高い時代劇。 (Prime Videoより引用) 監督:田中徳三 出演:市川雷蔵高/千穂ひづる/高野通子/天知茂 剣に賭ける 市川雷蔵 Amazon 悪党を退治した際、赤子を助けることができなかった千葉周作。それからもひたすらに剣の道に邁進するのだが……。 さて、ついに、市川雷蔵の映画である。ちなみに「雷蔵を最初、どれから観るか」で、けっこう今後の映画鑑賞の方向性、決まってしまいそう(なにが?)である。僕は『炎上』を観たときは、すごいな〜! と思ったけど、どこまでハマらなかった。そして今…
京都文化博物館フィルムシアターで開催されている特集上映「映画の中の少女たち」。その中から、2023年9月27日(水)、30日(土)に上映される1959年大映作品『初春狸御殿』を取り上げたい(上映時間は京文博公式HPでご確認ください)。 『初春狸御殿』は、和製オペレッタ「狸御殿」産みの親、木村恵吾が脚本・監督を務めた「狸御殿」シリーズ第七弾にして初のカラー作品。若尾文子、市川雷蔵、勝新太郎等、若手オールスターが勢揃いした人気和製ミュージカルだ。 御殿に迷い込んだ娘狸と隣国の若君狸のラブロマンスが、当時の特撮技術を駆使してファンタジックに展開する。若尾は父親思いの村娘と自由気ままな姫の二役を好演し…
DVDで映画『ぼんち』(1960年、監督:市川崑)を鑑賞。主演は市川雷蔵、原作は山崎豊子の同名小説。大映映画。ぼんち [DVD]市川雷蔵Amazon昭和初期、四代続いた船場の足袋問屋の一人息子・喜久治(市川雷蔵)は、かつては「きくぼん」と呼ばれ商才を発揮して店を繁盛させるが、戦後となり57歳の今、妾の子に養われている身分。時代に取り残されても、なお旦那気分が抜けない喜久治は、落語家相手にかつて関係のあった5人の女をめぐる話を始める……。www.youtube.com船場商家のしきたりと没落を背景にして、跡取り息子と女たちを描く映画。一見、市川崑監督の作風に合わないように思えるが、市川のモダンな…
私、島崎藤村、好きなんです。同業の作家たちからは嫌われていたけれど、そのスケールの大きさは近代作家のなかでも桁が違うと思っております。姪に手を出して妊娠させてそれを書けるあつかましさ。 その藤村原作の『破戒』を映画化したのがこの作品。最近、間宮祥太朗主演の映画も製作されましたが、すみません、そちらは未見です。 『破戒』は、本当の意味で日本の近代文学の道を開いた記念碑的な作品。被差別部落出身の主人公・瀬川丑松が、その出自を父から「隠せ」と言われ続けて育つ。しかし、猪子蓮太郎という思想家の影響も受けて、その出自を告白すべきか懊悩する、というもの。 とにかく、市川雷蔵のすごさがわかる。音楽が芥川也寸…
かなり昔になる。 司馬連の「眠り狂四郎」を読んで、 趣味と思うくらい 剣劇にはまり込んだ時期がある。その奇数な生まれの異様な 雰囲気を持つ主人公にはまった。 市川雷蔵の剣さばきを堪能したものである。その後、「錦之助」の「子ずれ狼」も見て その剣客ぶりに、心が躍った。そのはまっていた気持ちは、年を 重ねるとともに下がり、すっかり きえていった。 それから数十年暦はめ繰り、 年を経て、別の ジャンルの歌に趣味に移った。演歌にである。 中学生からうた心はあると、言われていたが 興味はわかなかった。何とは説明しにくいが、歌に封印されて 凝縮された心の叫び、因縁、望郷、いたわり、 憧れが限られた文字数の…
幾度となく映画化されておなじみの水戸黄門の諸国行脚を森繁久彌はじめ喜劇人総出演で描く。撮影中、千葉は心臓発作を起こし、健康不安を抱えることになったため、本作が最後の映画作品となった。以後の千葉は東宝製作のテレビに活動の軸足を置くことになる。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用) 監督:千葉泰樹 出演:森繁久彌/宝田明/高島忠夫/池内淳子/三木のり平/萩本欽一/坂上二郎/中村勘九郎/草笛光子/平田昭彦 ↑ 画像もラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用。 さて、大映だと助さん→市川雷蔵、格さん→勝新太郎という眼福トリオでありましたが、こちらは助さんが宝田明、格さんは高島忠夫である。 森繁黄門さま…
寺島実郎の「世界を知る力」(3月)の図メモです。 前半は世界。後半は日本。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「名言との対話」中川牧三「好きなことをしているうちに、100年たってしまった。うかうかしているんでしょうけど」 中川 牧三(なかがわ まきぞう、本名:中川 牧太郎、1902年(明治35年)12月7日 - 2008年(平成20年)3月18日)は、日本のテノール歌手。享年105。 『101歳の人生をきく 中川牧三・河合隼雄』(講談社)を読了した。サブタイトルは「偽物と近道に気をつけろ」である。この本の中で、中川が「世に蔓延する偽者に騙されてはいけません。それに近道を望んでもいけません…
こんにちは。三隅研次の「斬る」(1962)を観ました。市川雷蔵の演技を初めて観ました。付けまつげなのか分かりませんがまつげが長かったです。この映画は71分と短くまた始まりから終わりまで格好良い映画でした。今観ると変な感じなのですが1962年とは思えないようなモダンな時代劇でちょっとヌーヴェル・ヴァーグに似ているなと思いました。曇天の切合や武家屋敷を天井から俯瞰で捉えたショットなどは普通の時代劇では見れないもので面白かったです。切合で血が出ないのに倒れた人間からは血が出ているのは映倫の関係で直接人間から血が出るのが駄目だったのでしょうか。ただ初めの方に出て来た市川雷蔵の妹役の人があまり演技が上手…
監督 衣笠貞之助 脚本 衣笠貞之助 相良準 出演 若尾文子 根上淳 三益愛子 京マチ子 菅原謙二 長谷川一夫 南田洋子 船越英二 村田知栄子 小沢栄 村瀬幸子 山本富士子 見明凡太郎 入江洋祐 市川和子 林成年 勝新太郎 北原義郎 市川雷蔵 高松英郎 矢島ひろ子 wikiより 好意を寄せながらなかなか結ばれない男女のメロドラマ。2時間越えで大映スター多数出演です。 芸大受験で知り合った光子(南田洋子)と弓子(若尾文子)。試験が終わって光子の兄、真一郎(根上淳)の迎えの車に同乗した弓子は真一郎がよく行く大学のクラブでお茶を飲む。受験番号しか知らない光子達はそのまま別れるが、真一郎は弓子に心を惹か…
Book Review 36-1 スパイ小説 #楽園の犬 『#楽園の犬』(岩井圭也著)を読んでみた。 著者は大阪府出身。北海道大学大学院修了。「永遠についての証明」で野性時代フロンティア文学賞を受賞し作家デビュー。ほかの著書に「文身」「水よ踊れ」など。 戦時中の自らの意思をどこまで通すことができるのか、ということが主題のようだ。 1940年、舞台は太平洋戦争勃発直前の南洋サイパン。横浜で英語教師をしていた主人公が喘息を持病に持つために日本国内では就職できず、妻と息子を残して日本海軍のスパイという密命を帯びて赴任する。海軍は南進論を唱えるが、陸軍や米国には別の思惑がある。そこでは、米国や日本海軍…
さて、こちらの日本古典的映画を観てみます。 1963年 1935年、長谷川一夫さんが主演したの同名映画のリメイク版です。 長谷川一夫さんが恰幅の良い55歳時の作品。 モテモテの色男役には違和感がありますが、女装の異次元キャラとしての魅力はたっぷり。ミーハーという言葉は、長谷川一夫さんから派生したそうで、当時は大変な人気だったのですね。盗賊が蔓延る不景気な江戸期の、父の仇を打つ雪之の復讐物語です。古い映画をご存知の方には有名なおキマリの物語ですが、私は時代劇をあまり観て来なかったので新しい感じがします。昼は役者の雪之丞、夜は盗賊の闇太郎の二役を長谷川一夫さんが演じています。 右頬の下のホクロで分…
全4項目 ●代表作 ●「ホイチョイ的映画生活〜この一本」より16本 ●「BRUTUS(ブルータス)」1993年1月1日号「マイ・カルトムービー101」より1本 ●世界文化社「こんなビデオが面白い 洋画編」より3本 「用心棒(黒澤明)」より 全4項目 ●代表作 漫画「沈黙の艦隊」、 「ジパング」、 「空母いぶき」等 漫画家として活躍する かわぐちかいじ が影響を受けた・好きな映画。 ●「ホイチョイ的映画生活〜この一本」より16本 ※馬場康夫との対談 ・「【大映映画】漫画『沈黙の艦隊』作者・かわぐちかいじが語る"大映時代劇映画"の魅力とは」より14本 | ・「沈黙の艦隊」講談社(モーニングKC)単…
さて、同じく1960年の市川崑作品を観ます。 1960年 市川雷蔵が主役のキクボン=ぼんちです。中村珠緒さんは市川作品の常連ですね。 若い時の珠緒さんは、威勢の良い、今時の娘役が多いですね。雛壇の赤など、赤色がすごくきれいです。 強調する色以外は、トーンを抑えた感じです。障子や襖、屋根瓦などの日本建築の直線的な美しい構図が印象的です。この映画は色を描いている思いました。 女性の登場人物を色に分けて演出しているそうです。 色男にいろいろな女。粋な遊び文化と古臭いしきたりが対比的です。ぼんちの母と祖母は、しきたりに縛られ色がない。 舟場の足袋問屋の5代目のボンボン、キクボンと女性たちには色気と味気…
さて、市川崑監督が文芸を映画化した作品を観ます。 1964年三島由紀夫の『金閣寺』が原作です。人間の不可解な深層心理を描きます。市川雷蔵演じる吃音症の青年の主人公の演技が、自然すぎてすごいです。雷様と呼ばれたスター役者が、オドオドと自信なげでコミ障でとてつもない深い闇を抱えている。この闇の深さそのものが、「驟閣寺」(しゅうかくじ、金閣寺の映画での名前)を放火する衝撃的な行動の動機だと納得してしまいます。三島由紀夫も絶賛の演技だったそうです。放火の原因を回顧的に描いていますが、それぞれのエピソードは小さなことにみえて、それでそこまでするのか?と思ってしまいます。が、この青年にとっては一つ一つのエ…
監督:衣笠貞之助 原作泉鏡花。「うたあんどん」と読む。どこかおっとりした山本富士子はいまひとつパッとしない気もするが、市川雷蔵はいい。まあ言ってみれば父を死なせた男との恋ってことなんだけど、雷蔵の説得力ある演技でしっかりした文芸作品になった。能の魅力というか能というものが結構前面に押し出されていて、そういうの得意じゃないけどそこまで堅苦しさはなかった。
追うは恋の鉄火芸者、妖魔の剣豪! 迫るは復讐の美女! 恋と剣戟の痛快時代劇! (Prime Videoより引用) 監督:三隈研次 出演:市川雷蔵/近藤美恵子/三田登美子 編笠権八 市川雷蔵 Amazon 今回の雷蔵は、事故(というかザコ弟子が雷蔵を逆恨みして襲ったときに、指南役を)殺めてしまい、仇討ちされる(家族は事情を知らないし、ザコ弟子どもも事情を隠蔽!)羽目に。さて、旅の途中で知り合った女は実は自分を仇討ちしようとしている娘だった。そんなことは知らず、二人のあいだに恋が生まれてしまって、というお決まりの展開ではあるが、「こうなるんだろうな〜」と思いながらもドキドキして観てしまう。 現代劇…
令和、平成ではほぼ目にすることが無くなった昭和ワード、沢山ありすぎてそういうのを思い出すだけでブログを何本も書けそうですが、そんな昭和らしいワードのひとつに『映画スター』があります。 Wikipediaに『キネマ旬報20世紀の映画スター』という項目があり、読者選出の日本男優項のベスト10をピックアップしてみると以下の11名となります(9位は同率)。 1 三船敏郎 2 高倉健 3 真田広之 4 渥美清 5 森雅之 6 石原裕次郎 7 市川雷蔵 8 阪東妻三郎 9 笠智衆 萬屋錦之介(旧芸名:中村錦之助) ビートたけし この錚々たる顔ぶれに限るならば、自分は高倉健さん激推しなのですが、それはまた別…
2月18日で越路吹雪さんが生誕100年! 越路吹雪プロフィール 転勤が多かった幼少期 学校でも宝塚でも落ちこぼれ 宝塚の舞台で注目を集めるようになる 終戦とともに更なる高みへ 東宝映画で銀幕デビュー 越路吹雪さんの魅力(人として) 枠にはまらない生き方 2月18日で越路吹雪さんが生誕100年! 今年生誕100年を迎える越路吹雪さんを 今回詳しく取り上げることにしました それは職場での認知度が低いことから 今一度コーチャンの功績や魅力 生き方に迫ろうと思い、書かなければ 忘れられてしまうという危機感から 取りあげることにしました それでは早速プロフィールから 越路吹雪プロフィール 転勤が多かった…
「角川シネマコレクション」で『忍びの者 - 山本 薩夫』がやってたんで久しぶりに観直したっす、観るの三回目くらいかな。織田信長役で城健三朗(若山富三郎)が出演しているんすが、忍者と若山富三郎繋がりってわけじゃないけど、「新東宝【公式】チャンネル」でやってた若山富三郎のデビュー作『忍術児雷也 - 加藤 泰 / 萩原 遼』も観る。 『忍術児雷也』は、『忍びの者』と比べるとちゃちい子供向けって感じを受けるけど。『NARUTO -ナルト-』のネタ元の児雷也、大蛇丸、綱手が登場する。足利晴氏がいた頃より後くらいの時代設定なのか?尾形周馬弘行が短銃で大蛇を撃って蝦蟇を助けて児雷也になるんすが、大蛇が「この…
新源氏物語 [DVD]市川雷蔵Amazon大河ドラマのながれで年末にBSでやってたのを録画してたのを見た。今年の大河ドラマの主人公が紫式部ということで、えーと思っていたら始まってみたらわりかし面白そうである。しかし『源氏物語』というのをけっきょく通ってきてないので、まぁ市川雷蔵の映画で森一生監督が100分にまとめてくれてたらあらすじはわかるかなということで、見たわけである。まぁしかし、あらすじがわかればよいというものでもないだろうし、まぁあらすじもわからなかったし、まぁ市川雷蔵がやばい人の役であるというのはなんとなくわかって、しかしヒロインの寿美花代がよかったし、若尾文子とか中村玉緒とか水谷良…