4年連続のBクラスに沈み、一度もコーチ経験のない新井監督を新たに迎えた臨んだシーズンは、前評判は高くなく、大方Bクラス予想だった。スタートから開幕4連敗で、新監督には厳しいスタートになったが、その後の5連勝で借金を完済すると、3~4月を5割で乗り越え、7月の10連勝で阪神と優勝争いを演じ、終盤こそケガで主力の離脱が相次いで阪神に独走を許したが、大健闘の2位でシーズンを終えた。 昨年は新井監督の再建テーマが明確で、「機動力野球の復活」と「中継ぎ陣の整備」は、チームの弱点を方針化することで、選手がチームの方向性と役割を理解した。 【過去5年のチーム成績】 順位 勝敗 打率 本塁打 盗塁 得点 防御…