僕の住む米国東部のこの街も、最近は寒さが和らぐ日があって冬の終わりが近づいていることを感じる。先日の夕方、柴犬くんとの散歩の途中、そろそろ沈丁花の季節だなと思いながら歩いていると、奇遇にもあの甘い香りがただよってきて、思いもかけない場所で大きな沈丁花の株を発見。こちらでは、沈丁花はどこにでもあるわけではないので、近所のどの家に沈丁花が植えてあるかだいたい把握しているつもりだったが、こんな近くにも沈丁花があったとは。うれしい驚きだった。 で、今日は岡本の話。なぜ岡本かというと、2月といえば沈丁花もそうだが、梅の季節でもある、ああ、そうだ、梅といえば岡本の梅林公園だ、という連想があったからだ。ただ…