推理小説作家・翻訳家。 元夫は生島治郎。作家生活を優先させるため離婚。
昭和9(1934)年東京生まれ。 昭和34(1959)年、EQMM第1回短編コンテストに応募した「我が盲目の君」が準佳作となる。 昭和38(1963)年、第1回オール讀物推理新人賞の候補作になった『弁護側の証人』でデビュー。 昭和60(1985)年、事故により没。
今日は雨☔の順番( ^ω^)・・・ 「女には向かない職業」(P.D.ジェイムズ 著/小泉喜美子 訳) を読みました。 この作品は、読者になっている“本猿”さんの ブログの記事を読んで、読みたくなりました。 図書館で借りた文庫は2012年発行で、装幀が違います。 最近買い直されたのかピカピカの新品みたいにきれいでした。 (図書館本では珍しいです) 「女には向かない職業」というタイトルは 原題“AN UNSUITABLE JOB FOR A WOMAN” のほぼ直訳ですが、現代ではジェンダー的に ひっかかる人がいるかもしれません。 ハヤカワミステリでの初版が1975年ですから、 そのへんは仕方ない…
2月の読書メーター読んだ本の数:68読んだページ数:23462ナイス数:283地雷グリコの感想読み手の裏をかくところが上手い読了日:02月28日 著者:青崎 有吾弁護側の証人 (集英社文庫)読了日:02月27日 著者:小泉 喜美子テスカトリポカ読了日:02月26日 著者:佐藤 究名探偵は嘘をつかない (光文社文庫)の感想デビュー作だからか色々詰め込まれてる。あとがきによると応募作を改稿したものらしい。読了日:02月25日 著者:阿津川 辰海共犯マジックの感想昭和の未解決事件の裏には不幸を予言するフォーチュンブックの存在があったという連作短編集。読了日:02月25日 著者:北森 鴻エステルハージ…
ウルトラマンブレーザー〔TV〕最終回 戦闘妖精雪風(神林長平)〔SFマガジン2月号〕第五部第十一回 対抗と結託 スペースダンディ〔TV〕ep.4 ゾンビ 水曜だけど土曜の番組〔TVer、RKK〕1月31日 草野、自分で作った門松を燃やす旅、まさやんが自分で作って握る俺の上握り 魔女と野獣〔TV〕ep.4 死霊使い 勇気爆発バーンブレイバーン〔TV〕ep.3 ダンジョン飯〔TV〕ep.5 宝石虫、ソルベ ヴェルト(吉上亮)〔SFマガジン2月号〕第1部第4章 B2 ベルテックス静岡 対 熊本ヴォルターズ〔静岡県武道館〕2月3日、4日 岡部宿大旅籠柏屋 蓮華寺池公園 アニソンアカデミー〔NHJKFM…
王様のブランチ「ブックコーナー」で紹介された本の紹介のまとめです。 インタビュー 新川さんが驚いたミステリ小説 呉さんの驚いたミステリ小説 湊さんが驚いたミステリ小説 ひとこと 新年を迎えたブックコーナーの第一弾は、湊かなえ×呉勝浩×新川帆立による、 ミステリー作家が驚いたミステリー作品を紹介!です。これは見逃せない! (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); インタビュー ―――みなさん、月に何冊ぐらい本を読みますか? 湊さん: 私は漫画好きで、小説は月に1冊読めたらいいなと。今、文学賞の選考員をさせていただいてまして、デビュー前の…
読書が計画通りに行きません。無念です。でももう、しょうがないかなと諦めてもいます。日本語日本文学専攻のわりに読むのが遅く、せいぜい週に二冊というところなので、あまり欲張って計画倒れが重なるのも切ないです。今年は一層、快適さ重視で読書を楽しみたいです。 2023 年はよい本を読めました。「なんだかなー」と思うような本は一冊しかありませんでした。運が良かったです。今後も運頼りにどんどん読みたい。 以下、印象に残った本の読書メモです。 🚋 金井真紀『日本に住んでる世界のひと』、岡真理『ガザに地下鉄が走る日』🚋 2024 年最初に見た映画は『イミテーション・ゲーム』(2014 モルテン・ティルドゥム)…
2023年の読書メーター読んだ本の数:114読んだページ数:34388ナイス数:380革命前夜 (文春文庫)の感想解説にあった須賀さんのインタビューの回答の「西のことは気になるけれど、西のようになりたくないという、アンビバレントな感覚が東の人にはあったと思うんですよね」という部分が一番心に残った。ストーリーより、音楽の描写や街の描写が素晴らしかった。読了日:01月08日 著者:須賀 しのぶシンクロニシティ 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)の感想実写化されてもウジむしとかヘビとか、気持ち悪くて見られないけど、本で読む分には、とても面白い。 続刊があるので楽しみ。 読了日:01月09日 著者:川瀬…
本を読まないと夜をやり過ごせない、という記事を書いてからかれこれ2年半ほどが経った。 これを書く前から本を読み漁るようになっていたので、溺れるように読書にのめり込んでからざっくり3年ということにする。あの頃ほど読書に没頭してはいないが、今もKindle Paperwhiteで本を読みまくっていることは確かだ。(没頭していない、とは?) で、文字に溺れ出してから現在に至るまで、結局どれくらいの物量を読んだのか数えてみたくなった。ミステリやフィクションに絞り、人文科学系は省く。 どのみち今週はボルダリングには行けず、他の家事をやる気力もないので逃避行動に走ることにする。理由は前回の記事に。 冊数も…
本もぼちぼち読んでいるので感想などメモ。 「メルカトル悪人狩り」麻耶雄嵩(講談社文庫) 初読。ガチガチの本格ミステリでありながら、本格の枠組みをバキバキに破壊してくるミステリ界のアヴァンギャルドこと麻耶雄嵩。「銘」探偵ことメルカトル鮎がまた突拍子もない論理で読者の常識をタテヨコナナメに揺さぶってくる前衛ミステリ短編集。前作「メルカトルかく語りき」が、本格でありながらミステリの最後の砦まで爆破してくる大問題作だったため、今回は一体どのようなやらかしを見せてくれるのか…とワクテカで読みました。流石に前作ほどの破壊はないものの、推理前提がどんなに不条理で非現実的でも、それを前提として組み上げられた論…
「ロスト・キング 500年越しの運命」The Lost King監督:スティーブン・フリアーズ出演:サリー・ホーキンス、スティーブ・クーガン <あらすじ> フィリッパ・ラングレーは職場で上司に理不尽な評価を受けるも、別居中の夫からは生活費のために仕事を続けるよう促され、苦悩の日々を過ごしていた。ある日、息子の付き添いでシェイクスピアの「リチャード三世」を観劇したことで、彼女の人生は一変する。悪名高き王・リチャード三世も自分と同じように不当な扱いを受けてきたのではないかと疑問を抱いたフィリッパは、彼の真の姿を探し求め、歴史研究に没頭していく――。
実話を基にした映画 映画『ロスト・キング -500年越しの運命-』を観ました。 2022年のイギリス映画。日本では今年9月22日に公開されました。 映画館で新作を観たのは久しぶりで、しかも家族に付き合う形でない観賞となると、もう何年ぶりのことだか…。『星の子』以来か。どうしてそんな貴重な機会にこの映画を選んだのかは、後で述べたいと思います。 監督はスティーヴン・フリアーズというベテランの監督ですが、他の監督作品を私は恐らく観ていません。主演はサリー・ホーキンスという女優で、『シェイプ・オブ・ウォーター』という映画や他にもいっぱい出ているようですが、私はこのたび初めて観たと思います。ホーキンスは…
こんにちは。畠山裕美です。 今年は元旦から講習をやっていましたが、思い起こせば完全にお休みを取ったのは、記憶にある限り昨年12月29日、鎌倉の「大河ドラマ館」に行った時だったでしょうか。 色々やることがあるものです。。。 9月23日は、お墓参りに行く予定でしたが、母がお姉さんのお墓参りに行くとのことで、父の墓参は先週の土曜にささっと行ってきました。 というわけで、9月23日は、久々にオフにしました。 最近映画も観ていないので、やっぱり映画でしょ、ということで、ムビチケを買い johnwick.jp です。 なんかキアヌって昔から好きなんですよ。ジョン・ウィックは何と言ってもChapter2が面…
一条真也です。東京に来ています。各種の打ち合わせをした25日の夜、TOHOシネマズシャンテでイギリス映画「ロスト・キング 500年越しの運命」を観ました。わたし向けの映画をいつも紹介してくれる映画コラムニストのアキさんのおススメ作品だったのですが、非常にテンポの良い快作で、今回も時間を忘れるほど面白かったです! ヤフーの「解説」には、こう書かれています。「イギリスで2012年、長らく行方不明となっていたイングランド王リチャード3世の遺骨発見に貢献した女性の実話を基にしたドラマ。冷酷非情な人物として伝えられる王の真の姿を探るため、歴史愛好家の女性が独自に調査する。『クィーン』などのスティーヴン・…
佐野洋、高木彬光、和久峻三、夏樹静子、連城三紀彦……昭和に活躍した偉大なミステリ作家たちの名前をご存知だろうか。そしてかれらが法学専門誌に寄稿していたことを。 『ジュリスト』『判例タイムズ』など、世間には法学の専門誌というのがいくつもあるが、そのなかでも学生向けに発行されているものがある。もっとも有名なのは、有斐閣の『法学教室』と日本評論社の『法学セミナー』である。誌面の内容としては基本法の論点解説や問題演習、近時の重要判例の紹介などが主だが、これらの専門誌の記事も時代によって変遷を遂げてきた。特に、1980年代をピークとして、推理作家・推理小説を扱った記事が多く見られることは注目に値する。本…
『殺さずにはいられない 小泉喜美子傑作短篇集』小泉喜美子(中公文庫)★★★☆☆ 同題の短篇集に単行本未収録だったショートショート集を収録して復刊したものです。『痛みかたみ妬み』が好評だったための復刊第二弾とのこと。編者による解説と、山崎まどかによる巻末エッセイ付。 「尾行報告書」(1977)★★★☆☆ ――女探偵になるのはむずかしい。その興信所で彼女はいちばん末席で年齢も若く、まだ雑用係に近かった。有閑夫人が夫の浮気を疑って所長にまくし立てていた。「使ったことのない濃厚で動物的な香水の匂いがするんでございます。このあいだは手の甲に引っかき傷をつけておりましたの。女の爪でやられたにちがいありませ…
8/30 荒木あかね「ちぎれた鎖と光の切れ端」講談社/ISBN: 9784065328460*1 9/01 三上延「百鬼園事件帖」KADOKAWA/ISBN: 9784041131862*2 9/05 上田岳弘「最愛の」集英社/ISBN: 9784087718409*3 9/05 クリス・ハマー「神なき町の死」ハヤカワ・ミステリ/ISBN: 9784150019952*4 9/05 ジュノー・ブラック「狐には向かない職業」ハヤカワ・ミステリ文庫/ISBN: 9784151857010*5 9/05 デイヴィッド・グラン「キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン インディアン連続怪死事件とFBIの誕…
戸板康二の本は以前論文を書くのに使ったこともあり、残して置いても良いかと思って新しい本から持ち帰っていたのだが、祖母はエッセイ・小説ともに愛読していてかなりの数があった。図書館で用が足りることも確かである。そこで思い切って処分することにして、単行本は持ち帰らなかった。持ち帰っている文庫本も順次新古書店に持ち込むつもりである。 祖母宅のあちこちにあって、メモもあちこちに分散している。まだあると思うが無理に探さずに取り敢えず投稿して置く。順次追加して行く形で、後に追記するのではなく挿入する形で、次第次第に纏めて行こうと思っている。 仏間の硝子棚に何冊かあった。 ・『元禄小袖からミニ・スカートまで/…