今朝の朝日新聞に租税特別措置の批判記事がありました。 税制は「公平・中立・簡素」という原則がありますが、その例外として特別に認められた措置で、現在369項目あって、全て知っている方はほぼいないでしょう。 総務省は毎年秋、それぞれの租税特別措置の効果を点検します。昨年点検した36項目のうち、19項目でこれまでの効果について、32項目について将来の効果について、それぞれ説明や分析が不十分と指摘しました。 とりわけ、昨年末に延長と拡充が決まった「賃上げ減税」については、「著しく不十分」と厳しく評価しました。減税が賃上げにつながっているのか、効果検証するためのデータが開示されておらず、総務省ですら検証…