東京都江戸東京博物館顧問。1924年ー2007年。 東京生まれ。 東京教育大学卒業。桐朋学園大学教授、上越教育大学教授を経て、1986年国立歴史民族博物館歴史研究部教授。1988年、江戸東京歴史財団理事。1996年、江戸東京博物館館長に就任。1998年から現職。 1978年『東京庶民生活史研究』で文学博士(東京教育大学)。1989年、東京都文化賞受賞。 主な著書に『東京庶民生活史研究』(日本放送出版協会、角川源義賞受賞)、『東京時代』(日本放送出版協会、毎日出版文化賞受賞)など。
・小木新造 監修/槌田満文・大串夏身・佐藤健二・吉見俊哉 編集・解説『復刻『江戸と東京』』第四冊(2) 佐藤健二「解説3◉『江戸と東京』瞥見――巻頭言と広告を読みながら――」の最後の段落(373頁12~14行め)に、 全体としてどんな意味がありうるか、予測がつかない部分も多いが、復刻に関連する作業をすすめるために手渡さ/れたコピーを一覧し、統合した目次や著者別索引を作成し、ついでに広告などを切り抜いて簡単な整理をしてみるな/かで、気のついた断片について感想を記してみた。解説というより、ノートとしてお読み下されば幸いである。 とあって、397~419頁「江戸と東京 全四冊 * 総目次」421~4…
・小木新造 監修/槌田満文・大串夏身・佐藤健二・吉見俊哉 編集・解説『復刻『江戸と東京』』第四冊 国立国会図書館にはこの復刻版しか所蔵されていない。この復刻版も9月12日付(1)に示した卷號を見るに不定期刊行で番号が飛んでいる。しかし、これで全部であるらしい。 377~395頁、大串夏身「石角春之助年譜・著作目録*1」は石角春之助(1890.6.18~1939.7.31)の著作目録を兼ねた年譜が392頁まで、393~395頁は「付・『江戸と東京』簡単な書誌解題」である。393頁2~5行め、 ①誌名は、一九三八年一月、第四巻第一号から『新文化』と改題、同年一二月、『江戸と東京』へともどっている。…