東方シリーズの登場キャラクター。天狗。
具体的なところは公式アンソロジー「東方文花帖 ~ Bohemian Archive in Japanese Red」を参照
通称は伝統の幻想ブン屋、里に最も近い天狗。風を操る程度の能力を持つ。
鬼と同等の力を持つと言われる烏天狗の少女。その能力とも相まって脅威的な機動力で幻想郷を駆け巡る。幻想郷での烏天狗はカテゴリ的には鳥扱いで、焼き鳥を始め鳥肉料理には嫌悪感を示す。ついでに卵生である。種族の能力としてカラスを使役することができる。
妖怪の山に住む烏天狗はゴシップ好きな種族であると言われ、烏天狗たちは自分たちで新聞を作りその内容を競う大会を開いているらしい。彼女自身も幻想郷に住む少女たちの噂を集めるのが大好きで情報収集のためなら三日三晩の張り込みも辞さない。文は「文々。新聞」(ぶんぶんまるしんぶん)という新聞を発行しており、東方文花帖では彼女の記事と言う形で幻想郷の日常が語られている。
真面目だが融通が利かない性格。記事のポリシーは「真実だけを客観的に」というだけあって特に記事のネタの信憑性にはこだわりを見せる。その割りにいい加減な記事が多いのはご愛嬌。
新聞屋という仕事の性格上誰に対しても人当たりが良い。他の天狗たちと違い他種族の出来事も積極的に記事にするため人妖双方に極めて顔が広い。そのため風神録では天狗たちの長の命により妖怪の山に侵入した霊夢・魔理沙への対応に出向いた。
伊吹萃香に言わせれば烏天狗は「強い者には下手に出、弱いものにはきつくあたる。強いのに惚けた振りをする」とのことで、他のキャラとの会話にもその片鱗は垣間見える。萃香とは勝るとも劣らない飲兵衛仲間でありその酒量は人間では到底太刀打ちできないだろう。
東方文花帖 ~ Bohemian Archive in Japanese Red