日銀会合後、円安・株高の流れが鮮明だ。 8月1日(火)の東京株式市場は大幅続伸し、日経平均株価は33,476円で取引を終えた。7月3日に付けたバブル期以来最高値の33,753円まであと一息という所まで来た。 その最高値からのここ一ヶ月間はYCC修正懸念や米政策金利動向の不透明や、それまで上昇してきた日本株の利益確定売り、年金基金のリバランスやETFの分配金捻出による需給面の悪化から株価は一進一退だった。 その均衡を破ったのがYCCの現行維持ではなく、柔軟化という名の修正だったことは意外だった。 昨日も触れたが、日銀会合前夜の深夜2時にリークされた日経新聞の報道後から、YCCの修正によって日銀が…