関門海峡は古代には穴門(あなと)と呼ばれています。単に狭い海峡だからそう呼んだのか、それとも上古には一部が陸続きで洞門になっていたのか分からないですが、東の水門(みなと)と西の水門の間を穴門と称しているようです。海流や船が東西に出入りするとくに狭い瀬戸という意味でしょう。その最狭部は潮流の動きが早いため早鞆の瀬戸(はやとものせと)とも呼ばれています。 関門海峡 火の山(下関)側から 向こう側の入江は門司港。手前の狭いところに現在は関門橋が架かっていると思います。壇ノ浦の最狭部は600m(門司海上保安本部)しかありません。 かつては門司港にも連絡船など多くの船が出入りしていました。 しかし、19…