1960年、大阪市生まれ。神戸大学医学部卒業。
兵庫県立尼崎病院、湊川病院、神戸大学附属病院精神科勤務等を経て、神戸市西市民病院精神神経科医長を務める。阪神・淡路大震災直後、みずからも被災しながら、全国から集まった精神科ボランティアをコーディネートし、精神科救護所・避難所などでカウンセリング・診療活動を行う。『心の傷を癒すということ―神戸…365日』にて第18回サントリー学芸賞を受賞。PTSD(心的外傷後ストレス障害)の若き研究家として治療活動に尽力するも、
2000年12月2日、癌のため死去。享年39歳。