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宇川直宏

(アート)
うかわなおひろ

MOM/N/DAD PRODUCTIONS主宰。Mixrooffice代表。GODFATHER主宰。山本現代所属。
京都造形芸術大学情報デザイン学科教授。日本自然災害学会正会員。

アーティスト、グラフィックデザイナー、映像作家、ミュージック・ビデオディレクター、VJ、文筆家、司会業、TV番組プロデューサー、レーベルオーナー、パーティーオーガナイザー、ファッションブランドディレクター、サウンド・システム構築、クラブオーナー、大学教授、そして現代美術家と幅広く極めて多岐に渡る活動を行い、自らをメディアレイピストと称する。既成のファインアートと大衆文化の枠組みを抹消し、現在の日本にあって最も自由な表現活動を行っている希有なアーティスト。その創造性は彼を取り巻くすべての事象を対象に発揮され、フリースタイルで様々なジャンルを横断する全方位的鬼才。

●98年サンフランシスコより帰国 以後、ロンドン・バービカンアートギャラリーでの「JAM展」を皮切りに世界各地で展覧会開催。手がけたアートディレクションはボアダムズからブルガリ までと幅広く、VJ共演はジェフ・ミルズからメルツバウまで、執筆はニコラ・テスラ概論から石立鉄男研究までと、極めて多岐に渡る。また、松本俊夫、田名網敬一、山口小夜子他、各界の巨匠とのコラボレーションワークも多数。VJとしては、その歴史の黎明期である89年から活動し、日本におけるオリジネイターの一人。BOREDOMSのVJとしても著名である宇川は、昨年、VJ19周年を迎えた。2004年リキッドルームでのカウントダウンでは、石野卓球、EYEのDJと共に12/ 31日〜翌1/2日に渡り計33時間30分のVJを遂行!、世界記録更新!!??。また日本最大規模の屋内レイブ「WIRE」にはVJとして6年連続参加。メタモルフォーゼ、フジロック他、国内外の野外フェス参加歴多数。また宇川がオーガナイズする、高橋透、MOODMANとのDEEPHOUSEパーティー「GODFATHER」は、今年で9年目を迎え、現在のエクストリームNUハウスシーンを牽引し続けている。ミュージッククリップ・ディレクターとしてはBOREDOMS、TOWA TEI、SUPERCAR、THE ORB、DJ TASAKA、GUITER WOLF、電気GROOVExスチャダラパー他、多くのミュージシャンを手がけ、またその全てにおいて先駆的な実験が施されている。2003アルスエレクトロニカ、2002 エジンバラフィルムフェスティバル、2004 RESFEST WORLD TOUR、2003 ワンドットゼロ、などの国際デジタルフィルムフェスティバル、アメリカ、ヨーロッパ、アジア他、世界各国で数々のクリップが上映され、2003 SPACE SHOWER TV「MVA」BEST COMPUTER GRAPHIC VIDEO賞、2003 MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN BEST DANCE MUSIC賞他、受賞歴も多数。またデザイナーとしてもロンドン:バービカンアートギャラリーでの「JAM展」、ニューヨーク:PS1/MOMAでの「BUZZ CLUB」ソウル:ハジャ・センターでの「アクティブワイヤー」他海外のエキシビジョンへの参加歴多数。作品集として「GAS BOOK7 / UKAWA NAOHIRO」、「RANGOON RADIO」DVDとして「 UKAWA NAOHIRO/Scaning of Modulations」、「SUPERCAR/HIGH BOOSTER U.N.V.J.WORKS」、「BOREDOMSSUPERSEEEE!!!!!!!!!」、「RapiLLd i MOVEMENT/iLL X UKAWA NAOHIRO」他、DVD監修として「谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座」等。また2004年は精力的に現代美術の領域に踏み込み、ニューヨーク:トランスプラントギャラリーでの「UKAWA NAOHIRO'S !!!SEEDWARS!!!」を皮切りに、名古屋中京大学でのウズラを使ったサウンドインスタレーション「!!!UZULIVE!!!」、キリンプラザ大阪での「DISCO UNIVERCITY - 田名網敬一×宇川直宏展」他、サンフランススコ、LA、ストックホルム、イスラエル、ソウル、東京、大阪、名古屋(←全て新作)での展覧会を成功させた。2005年は「電気グルーヴとスチャダラパー」のアートディレクションと、その楽曲「Twilight」の2本立てミュージッククリップ(2005 文化庁メディア芸術祭・審査委員会推薦賞)や、テイ・トウワのニューアルバム「FLASH」全国ツアーにVJとして参加、野宮真貴の「PARTY PEOPLE」デザイン&MV、「松本俊夫実験映画BOX」デザイン、大阪サントリーミュージアムでの「ガンダム展」への参加他、多数。2006年も、ボアダムスのEYE氏とのコラボ展「ONGAROO feat.VIDEO NANOO」/京都ARTZONE、東京MAGIC ROOM、「FINALHOME/SAVIVAL ADICT展」への参加、その他キュレイターとしても「電気用品安全法(PSE法)によって消え行く危険性があるもの展」、『篠原有司男・暴走集会2006!!!!!!!! / 泥濘の鬼退治バイカーズ展!!!!!!!!』を企画、監修。そして石野卓球氏の「InK」、「iLL」などのアートディレクションを担当するなど、常に様々なプロジェクトで起動中!!!。2006年は、電気グルーヴの「FUJI ROCK」でのVJを皮切りに主要な夏フェスを制覇。ラメルジーや、ESG、DJスニーク他、レジェンダリーなO.G.との競演も多数果たした。また 他社比社と共にオープンさせた渋谷のクラブ付き個人オフィス「MixroOffice」は、独自の音響哲学によるサウンドシステム構築が話題を呼び、デリック・メイ、URのマッド・マイクからダニエル・ワン、ルチアーノ、DJ NOBU、CxMxTまで世界中のDJから高い支持を得ている。また秋にはジャパンファウンデーション主催による20人の日本の現代美術家を招聘するエキシビジョン「Rapt! - 20 Contemporary Artists from Japan」に宇川直宏が選抜され、日豪交流年企画の一環として最新作個展『Dr. Toilet's Rapt-up Clinic』がオーストラリアのシドニーで開催された。その作品はマジックミラーで連なった5部屋の曼荼羅公衆便所を盗撮するもので、現代社会の法規網の穴に言及しながら公共空間の私的性/公共性を問う倒錯的なインスタレーションとして物議を醸し出した。2007年は文化庁メディア芸術祭の10周年記念と東京都国立新美術館のこけら落としを兼ねて、電子顕微鏡とモーションキャプチャーを使ったVJを披露。またでの個展『A Series of Interpreted Catharsis episode2 - earthquake』では筑波地震研究所で人工地震を起こし、モータードライブで連続撮影した写真作品と、ハイスピードカメラでその模様をおさえたハイビジョン作品を発表。人類の過去と未来に常に付きまとう予測不可能な自然災害への潜在的な恐怖と、人智の及ばない強大なエネルギーに対する畏怖の念、あるいはそれによってリセットされるであろう現状への密かな批判と期待を、鑑賞者に想起させた。 07年秋の『六本木クロッシング』展(森美術館)では、この自然災害シリーズの一環として、台風を「生け捕る」作品を出展予定。

監督したミュージックビデオ

  • BOREDOMS『VISION△CREATION△NEWSUN』
  • BOREDOMS『ETOT』
  • テイ・トウワ『AUDIO SEX』
  • THE ORB『FROM A DISTANCE』
  • ギターウルフ『GOD SPEED YOU!』
  • SUPERCAR『YUMEGIWA LAST BOY』
  • SUPERCAR『RECREATION』
  • SUPERCAR『BGM』
  • DJ TASAKA『STREET STARS BREAKIN'』
  • BACK DROP BOMB『SIGH』
  • BACK DROP BOMB『BOGIE & SWERVE』
  • WRENCH『CRINIC OF SATANIC (ULTRA LONG Ver)』
  • GREAT3『DAN DAN DAN』
  • POLYSICS『NEW WAVE JACKET』
  • 砂原良徳『SPIRAL NEVER BEFOR』
  • CICADA『TRACK DOWN』
  • CICADA『KUSSA』
  • 電気グルーヴ×スチャダラパー『TWILIGHT#1/アブストラクトな林檎たち』
  • 電気グルーヴ×スチャダラパー『TWILIGHT#1/ふぞろいのネジ屋敷』
  • 野宮真貴lovesM-flo『BIG BANG ROMANCE』
  • InK『BASSLINE』
  • ILL『RAPiLLED i MOVEMENT』
  • ほか多数

作品集

  • 「GAS BOOK7 / UKAWA NAOHIRO」(GAS AS INTERNATIONAL)
  • 「RANGOON RADIO!!」(東京キララ社)

DVD

  • 「UKAWA NAOHIRO/Scaning of Modulations」(UPLINK, VIEWSIC)
  • 「BOREDOMS / SUPERSEEEE!!!!!!!!!」(Warner music Japan Inc.)
  • 「SUPERCAR / HIGH BOOSTER U.N.V.J.WORKS」(Ki/oon Records)
  • 「RapiLLd i MOVEMENT / iLL X UKAWA NAOHIRO」(Ki/oon Records/HARTFAST)
  • 「ANIMACTIONS!!! / KEIICHI TANAAMI & AIHARA NOBUHIRO」(CREAGE / YAMAHA)
  • 「谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座」<監修> (UPLINK, MOM/N/DAD)
  • 「SOUND x VISION」 (GAS AS INTERNATIONAL)
  • 「AUDIO VISUAL JAPAN」 (NOW ON MEDIA)

VIDEO

  • 「UKAWA NAOHIRO / Scaning of Modulations」(UPLINK, VIEWSIC)
  • 「BOREDOMS / SUPERSEEEE!!!!!!!!!」(Warner music Japan Inc.)
  • 「THE ORB / FROM A DISTANCE」(宇川直宏x藤子プロxLADMUSICIAN)
  • 「LADMUSICIAN / 2001 A/W TOKYO COLLECTION "DARKNESS"」(LADMUSICIAN)
  • 「LADMUSICIAN / 2000 A/W TOKYO COLLECTION "POST PEAK"」(LADMUSICIAN)
  • 『STRUGGLE FOR PRIDE / STRUGGLE FOR VHS feat VHS(UKAWA NAOHIRO)』(BADTRIP/RAW LIFE)

VJ

  • 『WIRE06』
  • 『フジロックフェスティバル06』
  • 『RAWLIFE06』
  • 『渚06 秋』
  • 『METAMORPHOSE06』他......。

エキシビジョン履歴

※『』内は個展タイトル or 作品タイトル、""内はグループ展の展覧会タイトル

  • 『A Series of Interpreted Catharsis episode2 - earthquake』(2007)NANZUKA UNDERGROUND・東京(個展)
  • 『GRAPHIC MESIGNED Series # 4』 (2007) - "MUSIC GRAFFITI JAPAN"表参道ヒルズ「O:」・東京(グループ展)
  • 『THE FOOD CHAIN THAT KENNEDY STAYS IN TOP』(2007) - "DEBRI PROJECT" LE DECO・東京(グループ展)
  • 『installation of RAPiLLD i MOVEMENT#2』(2007) / "文化庁メディア芸術祭10th" 国立新美術館・東京(グループ展)
  • 『RAPiLLD i MOVEMENT#1』(2006) / NANZUKA UNDERGROUND・東京(個展)
  • 『UKAWA'sTagz Factory!!!』(2006) - "GIFT" / スパイラルホール・東京(グループ展)
  • 『Dr. Toilet's Rapt-up Clinic』(2006) - "Rapt!" / キングスギャラリー・メルボルン(個展)
  • 『電気用品安全法(PSE法)によって消え逝く危険性があるもの展』(2006) / NANZUKA UNDERGROUND・東京(キュレーション)
  • 『篠原有司男・暴走集会2006!!!!!!!! / 泥濘の鬼退治バイカーズ展!!!!!!!!』(2006) / NANZUKA UNDERGROUND・東京(キュレーション)
  • 『GRAND STAGE』(2006) "FINAL HOME SURVIVAL -ADDICT" / NANZUKA UNDERGROUND・東京(グループ展)
  • 『ONGAROO Feat.Video Nanoo / UKAWA NAOHIRO x EYE』(2006) / Artzone・京都 / MAGIC ROOM・東京(二人展)
  • 『768936352 dimensional of THE WAR』(2005) "GUNDAM GENERATING FUTURES" / サントリーミュージアム・大阪(グループ展)
  • 『SUPERNATURAL DELUSION』(2005) - "METAMORPHOSE05" / 富士・日本ランドHOWゆうえんち"・静岡(グループ展)
  • 『A thing like Mumin who put on a condom』(2004) - "COLLABORATION RUG ART" / GALLERY RAKU・東京(グループ展)
  • 『DISCO UNIVERSITY / TANAAMI KEIICHI x UKAWA NAOHIRO』(2004) / KPOキリンプラザ・大阪(二人展)
  • 『100,000,000 yen that were covered with a bubble』(2004) - "Take ART Collection 2004"/ スパイラルホール・東京(グループ展)
  • 『GRAPHIC MESIGNED Series # 3』 (2004) - "Fusion: Design in Japan" / イスラエル美術館・エルサレム(グループ展)
  • 『タイトル不明』(2004) - "KITTY EX" / 森美術館・東京(グループ展)
  • 『The later SCANING OF MODULATIONS』(2004) - "アルスエレクトロニカ" / オーストリア・リンツ(グループ展)
  • 『GRAPHIC MESIGNED Series # 2』 (2004) - "MUSIC GRAFFITI JAPAN" / KPOキリンプラザ・大阪 (グループ展)
  • 『!!!UZULIVE!!!』(2004) / 中京大学・名古屋 (個展)
  • 『REFRIGERATOR PAINTING』(2004) / LYDMAR・ストックホルム(グループ展)
  • 『DARTS PAINTING♯2』(2004) - "TURD" / Carve・ロサンジェルス(グループ展)
  • 『DARTS PAINTING♯1』(2004) - "TURD" / FIFTY24SF・サンフランスシスコ(グループ展)
  • 『!!!SEEDWARS!!!』(2004) / トランスプラントギャラリー・ニューヨーク(個展)
  • 『No Breath』(2003) / YASUギャラリー・東京 (個展) / THE GALLERY HOTEL・シンガポール (個展)
  • 『Moving Action! #1』(2003) - "Take ART Collection 2003"/ スパイラルホール・東京(グループ展)
  • 『Daily Psychic TV / Emperor's Dead』(2003) / LADMUSICIAN Gallery・東京(個展)
  • 『Yellow Gold Disk for Exilim / Red Gold Disk for Exilim』(2003) - "ARTED ON...EXILIM" / ROCKET・東京(グループ展)
  • 『100YENの横尾忠則』(2003) - "TAKEO PAPER SHOW2003 - COST:VALUE" / スパイラルホール・東京(グループ展)
  • 『Infinite Delorian Freaks』(2003) / グレイミュージアム・函館(常設)
  • 『False disco Robo』(2003) - "京友禅YUZEN HISTORY MIX" / 千總 友禅GALLERY・京都 / スパイラルホール・東京(グループ展)
  • 「Fresh Fruits, Vegetables & Anima MxKxM」(2003) - "DISNEY LABORATORY" / クラスカ・東京(グループ展)
  • 『Rangoon Radio ♯28』(2003) - "TAKEO PAPER SHOW2002 - PLEASE" / スパイラルホール・東京(グループ展)
  • 『SxSxS / SxTxUxFxFxExD SxPxExCxIxMxExN OxF SxKx8xS』(2002) - "SK8 ON THE WALL" / ROCKET・東京(グループ展)
  • 『GIMNOPEDIE 1 / SATIE dedicated to Takashi Miike』(2002) - "Canon Art Project URBANLENZ" / TN Probe・東京(グループ展)
  • 『「富田勲/惑星」の為の.....』(2002) - "JUNGLE LP SHOW" / ROCKET ・東京(グループ展)
  • 『Daily Music CLIP』(2002) - "メモリー〜映画・映像の文化展 / "高松歴史資料館・香川(グループ展)
  • 『SUPER EGO BURGER』(2002) - "ACTIVE WIRE" / ハジャセンター・ソウル(グループ展)
  • 『HIGH SCHOOL TANATOPSYS』(2002) - "JAM展" / オペラシティアートギャラリー・東京(グループ展)
  • 『S・E・X / UKAWA NAOHIRO VS KEIICHI TANAAMI』(2001) - "Versus EXIHBITION"/ パルコミュージアム・東京(グループ展)
  • 『GRAPHIC MESIGNED Series # 1』(2001) - "JAM EXIHBITION" / バービカンアートギャラリー・ロンドン(グループ展)
  • 『!!!!!!!!!!!!! x 1000000000』(2001) - "BUZZ CLUB - News From JAPAN" / PS1 MOMA・ニューヨーク(グループ展)
  • 『PRETTY WOMAN』(2001) / LOS APSON・東京(個展)
  • 『OP RACE 20000000000』(2001) - "OPTICAL TRANCE"/ キリンプラザ・大阪(グループ展)
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