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宇山日出臣

(読書)
うやまひでお
  • 編集者。戸川安宣と共に「新本格」の仕掛け人。本名は宇山秀雄。
  • 中井英夫の『虚無への供物』を文庫化するために商社を辞め講談社に入る。1974年、講談社文庫版『虚無への供物 (講談社文庫)』刊行。同年、中井英夫の「悪夢の骨牌」が第2回泉鏡花文学賞受賞。
  • SF担当編集者としても有名で、講談社文庫等で多数のSF書籍を刊行。特に星新一とのつながりは有名で、「ショートショート・コンテスト」を開催し、雑誌「ショートショート・ランド」を刊行した。
  • 講談社文芸図書第三出版部(文三)を率い、メフィスト賞を創設して京極夏彦・森博嗣・舞城王太郎・西尾維新ら、新世代の作家を数多く世に送り出した。晩年には児童向けレーベル「ミステリーランド」を創刊。
  • 第4回本格ミステリ大賞特別賞受賞。
  • 最後の著作『楽園の鳥 ―カルカッタ幻想曲―』(寮美千子)は第33回泉鏡花文学賞を受賞した。
  • 酒豪で知られ、逸話には事欠かない。作家たちからは絶大な信頼を得ており、定年後も活躍が期待されていた。
  • 2006年8月3日死去。享年62。
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