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存在量化

(サイエンス)
そんざいりょうか

Existential quantification
自然言語における「存在する」に対応する述語論理の量化及び量化子(quantifier)であり、「\exists」を用いて表す。存在限定子、存在限量子ともいう。別の量化として全称量化がある。存在量化は論理和と対応する。例えば、3人の人間A,B,Cに対し、「A,B,Cの中に20歳以上の人間が存在する」という主張は、「Aは20歳以上である または Bは20歳以上である または Cは20歳以上である」という主張と一致する。
\exists xP(x)\neg\forall x\neg P(x) は通常の論理(古典論理)で同値である。しかし構成的数学では、\exists xP(x) の証明は P(x) を満たす x を具体的に構成することでしかありえないと考えるため、\neg\forall x\neg P(x)\Rightarrow\exists x P(x) は一般にはいえない。

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