ドイツ文学者。早稲田大学名誉教授。
1933年(昭和8年)9月5日、生まれ。2017年(平成29年)7月2日、死去。
東京大学大学院博士課程修了。
夫は子安宣邦(大阪大学名誉教授)、娘は子安文(ミュージシャン)。
1971年、夫がミュンヘン大学に客員として招かれた際、娘を伴って滞独、シュタイナー学校に通わせた経験を『ミュンヘンの小学生』(中公新書)に著し、毎日出版文化賞を受賞。
シュタイナー思想と教育実践の学びの輪の中で、1982年「日本シュタイナーハウス」を開設。
1987年、東京シュタイナーシューレ創立。
1995年、建築家上松佑二と共に「学校法人東京ルドルフ・シュタイナー学園」(仮称)設立準備会代表となる。
またミヒャエル・エンデの文学にシュタイナー思想との共通性を見て、1985年の初対面から1995年の彼の死まで親交を結んだ。
ミュンヘンの小学生―娘が学んだシュタイナー学校 (中公新書 (416))
シュタイナー教育を考える―「自由への教育」を求めて (女性文庫)