夷陵の戦い(いりょうのたたかい)
222年に蜀と呉の間で起こった戦争。
先に、関羽を討たれ呉に復讐せんと準備を整えている矢先、張飛までもが部下に裏切られ死ぬ。これに激怒した劉備は呉への復讐を決意。趙雲や諸葛亮が諫めるも劉備は出陣した。初め蜀軍優勢であったが森林に陣を敷いていた蜀軍は陸遜の火計により大敗。蜀軍の将軍、兵士等おびただしい被害をだし蜀は敗退。白帝城まで退却し、劉備が死ぬ事で終戦した。
さて、今回陸遜の5回目の紹介じゃな。陸遜自身については夷陵の後にもまだ続くのでもう一回ぐらい紹介しておきたいが、夷陵の戦い自体は今回で締めておきたいのう。それでは見ていくとしよう。
さて、今回陸遜の3回目の紹介じゃな。今回は夷陵の戦いを軽く見ていくとしようかのう。これも人によって解釈がバラバラであることから、かなり難しい戦いになりそうじゃな。
さて、今回周瑜の紹介2回目じゃな。今回どういう風に紹介するか迷ったんじゃが、一旦は陸遜との比較を行い、両者に違いについて、自分なりの考察を行おうかと思うんじゃよ。
さて、今回陸遜の6回目の紹介じゃな。ここでも陸遜の知略を示す逸話になるんじゃが、これには評価が少し分かれてもいるようなんじゃよ。
さて、今回陸遜の4回目の紹介じゃな。今回は夷陵の戦いの時系列を陸遜陣営、劉備陣営双方の記述から見ていくとしようかのう。
軍師に学ぶ処世術 パリピ孔明とは パリピ孔明は現代の渋谷に蘇った諸葛亮孔明がシンガーソングライターの月見英子のマネージャー(軍師)として彼女がスターになるのを後押ししていく漫画です。 2022年にアニメが、2023年にドラマが、2024年に映画(アニメ)、舞台と続いています。ドラマ版は中国語音声で字幕がつくシーンもあり、英語や韓国語と比べると中国語が出てくるドラマは割合珍しい認識。 しばしば三国志の知識が出てくるので勉強がてらまとめておきます。 石兵八陣 三国志は歴史書の正史と小説の演義があるのですが、石兵八陣は演義にしかない話。 (Wikipediaより) 関羽の弔い合戦である夷陵の戦いの際…
さて、今回陸抗の紹介、4回目じゃな。今回は最大の懸念事項である江陵の防衛についてじゃな。晋でも最高クラスの武将である羊祜の晋軍をいかに防ごうとしたのか。ここからは両者の知略合戦となったようじゃな。
さて、今回陸抗の紹介、3回目じゃな。今回は西陵の戦いの状況についての詳細な説明を行おうと思うんじゃ。地図を用い、それぞれの考えと行動についてまとめていこうとするかのう。
2021年3月20日第1刷発行 帯封「中国歴史小説の第一人者が雄大な世界へいざなう 『三国志の世界を知ることは、宝の山に踏み込むようなものかも知れません』 これから読みたい人にも最適」「・三国時代と三国志の時代の違いとは ・外戚と宦官の争いが後漢王朝を衰弱させた ・ことばの力によって大国・魏を創った曹操 ・薄情な劉備がなぜ蜀の皇帝になれたのか ・若さに満ちた政権を率いた呉の孫権 ・「水魚の交わり」「泣いて馬謖を斬る」…物語を彩る名言 ・英雄たち亡き後の三国志の世界」 表紙裏「『演義』と『正史』の違いから、曹操、劉備、孫権、袁紹、董卓、呂布など英雄たちの生涯、『泣いて馬謖を斬る』などの名言の由来…
いつの世も、どんな智慧者も、『バランス感覚』が必要! 今朝はこの冬一番の寒さで、氷点下11℃まで 冷え込みました。 寝室の窓を開けると、ピリッとした冷気が肌を 刺激して、言葉には表わしにくいのですが、 『冬の匂い』がしました。 先週、怪我をしてしまったので、いつもの散歩 をお休みにして、『諸葛孔明』下巻を一気に、 読みました。 上巻に続いて、主な登場人物や、できごとが、 どこで起こったかを当時の地図に、示しながら 読み進めました。下巻は、208年の『赤壁の戦い』から、三国 時代を経て、『孔明』達が築き上げた『蜀』の 国が『魏』に降伏する263年までが、描かれ ていました。 『孔明』が目指そうと…
孔明表紙絵・・・と横に小さく魏延君があ。というわけで孔明表紙絵11回目。魏延0・5回目となりました。 ネタバレしますのでご注意を。 司馬懿は駆け付けてくれた孫礼に感謝の意を表した。 「孔明を討てると聞き喜び勇んで参りました」 「よし」と司馬懿「そちの連れてきた兵とここの兵を二隊に分け一隊は蜀境の剣閣を攻め、一隊は鹵城を攻める。これで孔明は孤立する」 そして郭淮に「そちも孫礼と共に剣閣へ向かえ」と命じた。 一方、鹵城。 楊儀は魏軍が増加した折に困った事態になりました、と孔明に伝えた。「軍の百日交代の時期になっておりますが」 孔明は「法令化したものは違えてはならに早々にこちらの兵は漢中に戻すのだ」…
・『三国志演義』における劉備に関するエピソードを年代順になるように 関羽、張飛と義兄弟に →諸葛亮を配下とする →赤壁の戦いで勝利 →蜀を建国 献帝から左将軍に任命される →「汝南の戦い」で曹操に敗れる →馬超を降伏させる →「夷陵の戦い」で大敗 ・『三国志演義』の登場人物を「青龍偃月刀」の所有者であった順 関羽 →潘璋 →関興 ・中国・後漢王朝を揺るがした出来事を起きた順 黄巾の乱 →張牛角の乱 →区星の乱 ・中国・三国時代に魏で用いられた元号を古い順 青龍 →正元 →甘露 →景元 ・中国・三国時代の王朝・呉の歴代皇帝を即位した順 孫権 →孫亮 →孫休 →孫皓 ・中国・三国時代の国を建国され…
3部構成のうちの二つを【avant-title】【STORY】→【Aパート】【Bパート】に変更しました。理由は単純で「本編よりアバンタイトルが長くなる気配」を感じるからです。特に(どっかのバカが汚染水を海に流すため)健康問題が急激にヤバくなりつつあり、アバンの尺が圧倒的に足りなくなりそうなので改訂しました。 では、新構成にて書かせていただきます。 【Aパート:三国志に学んだ「生きる意味」】 ちょっと人生観的な話。三国志って英傑がガンガン戦って野望を実現していく、って感じのを想像してたんだけど… ほぼ終盤まで北方三国志を読んでちょっと驚きなのが、野望叶えた人ってほとんど居なくね? ってこと。 し…
少し前にゼルダの伝説で「敵が放った矢を自分のものにするためのギミック」がネット上で紹介された時、それを見た人は口々に「ハイラルに孔明現る」だの「周瑜も真っ青」などと言った称賛(?)の声を上げていたが、自分はその様子(記事)を見て よくもまあここまでIQの低い奴が揃ったものだ と思ったものである【*1】。…何故か。 史実の諸葛亮は「あんな事」はやっていない。 演義だと諸葛亮は八面六臂の大活躍(?)であるが、正史だと孫権との同盟の為に魯粛に伴われて呉に赴き、開戦か降伏かで揺れる孫権を説き伏せて開戦に踏み切らせた【*2】、くらいの記述しかない。あのような「意図的に船に矢を射かけさせる」という策は正史…
今日はこのシリーズの続き。 hiroringo.hatenablog.com 『小室直樹の中国原論』を読んで学んだことをメモにする。 【新装版】小室直樹の中国原論 作者:小室直樹 徳間書店 Amazon 6 第2章を読む_中編 前回は、中国の「二重規範」と「一般規範と特殊規範の優先関係」などについてみてきた。 今回はこの続きである。 ここから本書は「絶対的規範」の意義についての話に進む。 つまり、『三国志演義』では劉備(玄徳)・関羽(雲長)・張飛(翼徳)の桃園の誓いによって「三人幇」が形成された。 そして、この誓いによって絶対的な「規範」ができた。 しかし、この規範は啓典宗教における「契約」で…