小説家、「沼正三代理人」。カルト的な作品を多数残している。
『人斬り彦斎』 『異嗜食的作家論』 『禁じられた女性崇拝』 『女帝ジャクリーンの降臨』 『女神のストッキング』 『女神の棲む闇』 『禁じられた青春』、『狂気にあらず!?』 『勝手口から覗いた文壇人』 『三角関係の罠』 『女主人の鞍』 『わが汚辱の世界』
196*年に登山中のクララ・フォン・コトヴィッツと瀬部麟一郎は空飛ぶ円盤を発見する。そこには2000年未来の宇宙帝国「イース」の貴族であるポーリーンが乗っていた。全裸の麟一郎を見たポーリーンは、彼を家畜人ヤプーを見間違う。ポーリーンの命令を聞く人間の顔をした犬(のちにヤフーと分かる)は、麟一郎にかみつき全身が硬直する毒を与えた。クララの抗議によって、弛緩剤を与えることに承諾したものの、ポーリーンはクララを宇宙帝国人の一員にするべく、帰還までの間に「教育」することにした。麟一郎は家畜人ヤプーとしての新たな使命を与えることにする。そして女権制帝国「イース」の驚くべき技術と習俗と社会体制が二人の地球…