長野県諏訪郡富士見町富士見字原ノ茶屋の路傍(訪問日:2024年4月8日)中部電力パワーグリッド富士見変電所の東方、旧甲州街道の伸びる三叉路を直線に進み、そのまま道なりに行くと個人宅があり、そのそばに何やら石仏が安置されています。近づくと馬頭観音2基がお目見え。左手のは特に立派な石仏です。解説板もありました。 解説板 富士見町指定有形文化財透関の馬頭観音像ここは、旧甲州街道(道中)近くの通称観督窪と呼ばれる地籍である。透関は宝永二年(一七〇五)、乙事村三井伊左衛門の長男に生まれ、通称は藤助といい、晩年には茂右衛門と名乗った。農業を営むかたわら近村の麻などを買い集めて、甲府の問屋などに送っていたが…