庶民の町、かつての芝居小屋の街・名古屋市大須にある、中京地方唯一の寄席。大須観音の隣にある。
1962(昭和37)年木造2階建で完成した。そしてその3年後から演芸場としてスタート。経営不振による、家賃の滞納で明け渡しや建物の競売など存亡の危機が幾度となくあり、その度にファンや篤志家の支援で今日に至っている。 (名物席亭・足立秀夫氏の著書『えー泣き笑いを一席 大須演芸場20年』(郷土出版)を参照)
また、故・古今亭志ん朝が晩年、毎年独演会を開いた場所としても知られる。
昨日は名古屋の寄席に行ってきました。 大須演芸場。東海地方唯一の常設寄席です。一度閉館になり、再開されました。2015年一般社団法人の運営で、リニューアル会場し、毎月1日ー7日のみ寄席を開催しています。残りの日は貸席です。昔はいろいろ観に行ったものです。落語、スーパー一座のオペラや歌舞伎。オペラも歌舞伎もやる劇団があったのですよ。もう長い事言っていなかったのですが、先日大須に行った折に見かけて、まだ現役なのだねということで懐かしくなりでかけました。演者は、登龍亭幸福さんと、登龍亭福三さんの落語、旭堂鱗林さんの講談、酒井直人さんの漫談、暁あんこさんの足芸、それと前座さんの講談(ごめんなさい名前わ…
4月は「登龍亭一門」3周年記念の特別回 トークコーナーは撮影OKでした。名古屋の落語家全員集合! ここ数年、毎月楽しみにしている大須演芸場の定席寄席に、今月も行ってきました。 今月は、名古屋を拠点に活動する「登龍亭一門」亭号の改名3周年記念の興行。普段の出演者は、東京や大阪の芸人が多いです。今回は、名古屋芸人が主任のめずらしい回でした。 主任は登龍亭一門筆頭で、瀬戸在住の獅篭師匠。ネタは古典落語「ぞろぞろ」の改作で、瀬戸が舞台の「瀬戸線ぞろぞろ」。途中、名鉄瀬戸線の駅名をもじった駄洒落を、全駅分言っていく暴挙に(笑)。前座の幸吉くんも舞台にあがって駅名のめくりをしてました。これは落語なのか…と…
中部地区で唯一の寄席「大須演芸場」です。 案内によれば、現在は毎月1日~7日までの7日間のみ開演。 第一部が11時から、第二部が14時半からで、入れ替え制になっています。 東京には、一般社団法人「落語協会」があり、鈴本演芸場、末廣亭、池袋演芸場、国立演芸場と四つの寄席をもっています。 大阪には、公益社団法人「上方落語協会」があり、天満天神繁昌亭、喜楽館、島之内寄席と三つの寄席があるようです。 名古屋では大須演芸場のみで、その存続に苦労されているようです。 背の低い小さなドアから身をかがめて入る女性。 「Alice on Wednesday(水曜日のアリス)」という表示があります。 お菓子と雑貨…
愛知県名古屋市の「大須商店街」をプラプラしてきた 大須は縦横に道が走る碁盤目状の作りで、ちゃんとした門のある入り口がたくさんある(ざっと6個くらい?) 原宿と巣鴨と秋葉原を碁盤目状に配置したような商店街が大須 もともとお店の入れ替わりの多い商店街。それを考慮しても昨今のファストフード店の出店は目を見張るものがある。行くたびに新作料理の出店スピードが加速してる気がする まつりの屋台で猛威を振るっている「電球ソーダ」がここにも 休日だと大行列で食べられない『台湾の焼き包子』 木曜の15時という観光客が一番油断する時間を狙いすましていけば、並ばずに買える 店員さんに「汁がでるのでカメラ気を付けてくだ…
明日はマジックセッション 深夜から降り始めた雪も、朝方には止んで来ました。明日の公演に影響しなければよいが、とそればかり心配しましたが、案じるほどではないようです。 昔、名古屋の大須演芸場と言う劇場があって、そこはお客様が入らないで有名な劇場でした。そこの支配人は、雨が降ると空を見上げて。「これじゃぁ、お客は来んわなぁ」。と言いました。また、晴れていると、「こんなに天気がいいんじゃみんな遠出をして、寄席なんかに来んわなぁ」。と言っていました。傍にいた私が、「じゃぁいつなら来るんです」。と突っ込むと、「朝方10時まで雨が降って、外に出そびれた客が外出を諦めかけたときに晴れると寄席に来るなぁ」。と…
「2/10は鈴をよろしくお願いします。これ、つまらないものですけど」1月8日、大須演芸場の楽屋でみね子先生にいきなり崎陽軒のシューマイを戴く。言うまでもなく、松本の鈴さんの件。ご自分の激動の半生の中で、絶対ありえないと思っていたという弟子入り志願。 「あたしなんか、弟子を取れるわけないじゃないか」 信州小諸出身の一人の学生が弟子になりたいと言ってきた時、太福さんはみね子先生がそうおっしゃっていたと話して下さった。 浪曲師と違い、曲師はあくまでも浪曲師の対のもの。自分一人が売れるという性質のもので無し。まして浪曲というジャンルが十数年前は絶滅危惧種と呼ばれるほど衰退していたことを考えると、大学卒…
昨日は名古屋へ行きました。 地下鉄を乗り継いで大須観音へ パワースポットを抜けて、 モーニング(あれ、ゆでたまごついてない!?)を食した後、 大須演芸場へ寄席を観に行きました。 お目当ては、めおと楽団ジキジキ http://www.hotcola.com/zigizigi/ 入口でキヨシさんにお会いできたのは良かったな。カオルコさんは、バックギャモン繋がりなのー! とにかく爆笑。 たくさん、笑いました。 また、大阪OPでお会いできたら嬉しいです✨ 思い立って、 隣の岐阜県は、 笠松競馬場へ行きました! オグリキャップの故郷! 馬との距離が近すぎます😅 人気のないほう?の競馬新聞を買いましたけれ…
三河-富山B1/第22節富山のねじ込み力で終盤までもつれるも、最後は三河が守り勝ち。 Bluesky登録ブーム! 小学館 芦原妃名子さん急死の経緯、社外発信の予定なし説明会受け、社員からは反発の声もhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3d6ab27702c8492ae9e97376ac8ae47b12ac0a30 とらべる島のにゃんこ1月半ばくらいから毎日のログインは出来てないんだけど、(日記溜めがちなくらいなのでね…)まだ続けてる。ただ、毎日ログインが途切れたのと時期を同じくして、作物収穫の際にも「動画を見れば収穫量増加!」が発生しだしたのを見て、サービス終了…
毎年秋、若手落語家がこぞってエントリーし、桂二葉さんの「じじいども、見たか!」の発言などで注目を集めているNHK新人落語大賞。その14回優勝者が、芸歴30年を迎え大須演芸場で江戸の噺家さんとコラボします。その噺家の名は桂米紫。 今から25年前の1999年、桂都んぼの名で入門5年目、25歳という若さで大賞を受賞、その前年の優勝者は柳家喬太郎師匠でした。 今回、2月に大阪の900人収容のホールで師匠、桂塩鯛を招いて30周年記念公演を行なうのですが、上方落語一色のこの公演とは別に名古屋でも、その実力をもっと広めたい、そんな思いでMUGEプランニングが企画した大須演芸場での公演は、昼が新作・改作公演、…
新年度早々、MUGEプランニングでは見逃せない公演が3つ。ひとつめは毎年おなじみ、扇辰、喬太郎のおふたりが2席ずつ演じる扇々喬々。あっという間に7回目です。喬太郎師匠は名古屋では絶大な人気を誇ります。一年に、たぶん10回は来ている感じながら、MUGEプランニング公演としてはこの会のみです。他はほとんどホール落語なので、お客様の数も250から400ぐらいまでのキャパですがこの会は必ず大須演芸場。たぶん今現在名古屋で至近距離で喬太郎を堪能できるのはこの会だけ、と言えると思います。加えて扇辰師匠とは若手の頃から二人会をやってきたいわば同志なので、気合の入れ方が尋常ではありません。大須での喬太郎ワール…
ピースボートのスタッフ研修の2月、3月の予定が決まりました。 12月に、すでにアメリカのESTAが承認されましたので、承認書を送りました。 事務局スタッフ用の海外保険の申し込みなど手続きをして、銀行口座の情報を送りました。 上記の物はPBが負担をしてくれるのでお金かかりません。私の場合は、ボランティアではなくスタッフで採用されたので、少額ですがお給金も頂けます。ありがたいです。 2月・3月は私は名古屋在住なのでZOOMで研修を受けます。 研修は、仕事内容・乗船するホスト・船内企画の通訳・寄港地のツアーサポートについてなどです。他にもありますが具体的には研修が始まったらブログで記録しようと思いま…
角田龍平の蛤御門のヘン〔KBS京都ラジオ〕12月27日 切り込まない隊長 日本笑い学会新聞 No.175 東京かわら版 1月号 五街道雲助、荒川良々 屋根裏のラジャー〔映画〕 三家本礼個展 ソドにスト2〔ヴァニラ画廊〕 アニソンアカデミー〔NHKFM〕12月30日 2023年楽曲祭り B2 熊本ヴォルターズ 対 福島ファイヤーボンズ〔バスケットLIVE〕12月30日、31日 王様戦隊キングオージャー〔TV〕ep.42 シャングリラフロンテア〔TV〕ep.11-13 大須演芸場新春特別寄席 アンダーニンジャ〔TV〕ep.11-12 Lift Me Up!〔RKKラジオ〕12月31日 2023 B…
2024年の幕が明けました!1日から能登半島地震。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。また、被災され方ができるだけ早く日常に戻れますように願っています。2日にもJALの事故が起こり、「明けまして…」と書くもの憚られましたが、暗い気持ちでなくやはり明るく新年は迎えたいですね。 1日の地震ですが、私は家族と大須演芸場で寄席を見ておりました。幸福師匠とすずめさん(名妓連)がお目当てでした。落語の途中で、「緊急警報」が鳴り、かなり長い間、横揺れしていました。「ついに来たか、東海大地震か!揺れが大きくなったらどうしよう」、落語もすぐ切りあがり場内放送が「落ち着いてください…」のアナウンス。揺れが収まら…
HatenaBlogを読んでいたら、「今年初めてたやったこと」をテーマに書いている人がいたので、あと1週間余りの2023年を振り返ってみました。 ①通訳ガイド試験合格。副業として仕事を始める。→名古屋はもちろん、伊勢・静岡など。 *新人なので名古屋場所・奈良・京都・大阪・高山・白川郷・金沢・伊勢・岡崎など研修で色々旅行できた。 まあ、すべて行ったところだけど。 ②カンボジアに行った。 ③社会人落語家日本一決定戦に出場 ④着付を習い始める。10月~継続中 ⑤フランス語を習い始める。4月~継続中 ⑥ピースボートの通訳ボランティアに応募→合格 ⑦オーストラリアの旅行会社Intrepid Travel…
3年前、獅鉄くんから名古屋の会場として紹介して頂いた円頓寺レピリエ。名古屋駅から近く、古民家なので趣もあり、楽屋もしっかりしている使い勝手の良さに惹かれ、それ以降MUGEプランニングの小さな会の本拠地として利用している。基本、12月の名古屋は大須演芸場も定席のほかに松井誠公演で長期に押さえられ、下旬は大名古屋落語祭と師走ならぬ「落走」月間なのでMUGEプランニングの公演は若手中心、レピリエ公演となる。 今年も二週間の間に5本。お客様にもだんだん認知されてきたようで何より。 12/6(水) 笑福亭羽光<私小説落語三題>「青春編パート2」 「胸の痛み編」 「スローバラード編」 とても繊細で、物静か…
昨日ブログに書いたように、本日「花色木綿」の最終回で発表でした。言い訳がましいですが、社会人落語日本一決定戦の方に集中しており練習不足。トリだったのですが随分と取っ散らかってしまいました!(反省) 不思議なことに台本渡されたときはそうでもないのですが、練習するにつれその落語が好きになっていきます(私の場合)。最初からいいな~、ぜひ演じてみたいと思ったのは今のところ「青菜」と「強情灸」だけ。去年やった「たがや」は最初はとてもやりつらく苦労しましたが、結局、福井の「ちりとてちん杯」と大須演芸場での「ハッピー落語会」でやりました。 「出来心」は最初は乗り気でなかったのですが、練習をするうちに泥棒のキ…
令和5年、ムゲプラ最後の大須公演は、人気落語家古今亭菊之丞師匠の独演会でした。よく、当たりはずれなどと言いますが、菊之丞師匠の高座にはほとんど外れがありません。そして、その語り口には江戸の風がビュービュー吹いている。昨今はやりのギャグや入れごともほとんどなく、それこそ本寸法の代名詞のような落語家さん。またいつもは中入り後に色物さんをお願いしていましたが、今回は久しぶりの落語家さん、柳家小せん師匠。一緒の昭和カラオケサークルに所属していたりで交流もあるためか、なごやかな雰囲気で会は進行していました。 「転失気」さく平「お見立て」菊之丞~中入り~「お血脈」小せん「文七元結」菊之丞 中入り後、受付に…
先日は「兼好集」という落語会へ行ってきました。 以前紹介した本「席亭志願」に登場されているKさん主催の会です。 entsunagi705.hatenablog.com コロナのソーシャルディスタンス型で始めた会は助演も入って兼好師匠も3席という贅沢さなのにはじめた頃のままゆったり落語を聴く会になって 席に余裕があるままなのが残念なような、このままが良いような不思議な雰囲気の会になって続いています。 次回の兼好集は4月30日夜、内幸町ホールにて 今年の夏にKさん主催の「文生噺」という会が気になって一度伺いました。桂文生師匠がご出演になるのですが落語とは別にKさんが文生師匠に話を聞くというのです。…
70歳からの芸 今日12月1日、69歳の誕生日を迎えました。正直申し上げて全然めでたくはありません。まず自分自身が69歳になったこと自体が半信半疑です。 体の調子はさほどに悪いところはなく、自分自身は今までと何も変わってはいないと思っていいます。私は50歳の時から糖尿病になりましたが、それでも、今では血糖値も標準に戻っていますし、薬も軽いものを服用しています。 数値が安定しているのは、普段ほとんどアルコールを吞まなくなったことが大きいと思います。月に一二度、人が訪ねて来た時に呑む程度です。それだけに、たまに仲間と呑むアルコールはとてもうまいと感じます。 昔、浅草松竹演芸場で長く支配人をしていっ…