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多磨霊園

(地理)
たまれいえん

東京都府中市多磨町四丁目にある東京都立霊園。
東京市(当時)の墓地不足対策として、欧米諸国の墓地を研究した東京市役所公園課長・井下清が1919年(大正8年)に小平霊園八柱霊園とあわせて発案。他の2墓地に先駆けて、1923年(大正12年)に東京市多磨墓地として東京府北多摩郡多磨村(当時)に開設された。1935年(昭和10年)に現名称に改名。
我が国で初めて公園的風景を取り入れた「公園墓地」としても知られる。都立霊園では最大の約39万坪の敷地のうち、墓所面積を半分以下に抑え緑地を確保した霊園は、散策にも適している。
最寄り駅は西武多摩川線多磨駅(徒歩5分)。京王線多磨霊園駅(後述)があるが、同駅からは徒歩20分ほどかかるため、路線バスやタクシーを利用することになる。

多磨霊園駅

東京都府中市清水が丘三丁目にある、京王電鉄京王線の駅。→ 多磨霊園駅
相対式ホーム2面2線を備える地上駅。改札・出入口は、駅東口の1ヶ所のみである。
駅周辺は商店街になっており、その周囲は住宅地や田畑が広がる。西武多摩川線の白糸台駅へは徒歩10分ほどである。
駅名の由来となった都立多磨霊園は、前述の通り徒歩20分ほどのところにあり、最寄り駅とは言いがたい。なお、1929年(昭和4年)に西武多摩川線多磨墓地前駅(現・多磨駅)が開業するまでは名実とも最寄り駅であった。
1916年(大正5年)に多磨駅*1として開業。1923年(大正12年)多磨墓地の開設を受け1932年(昭和7年)に市公園墓地前駅に改称し、その後1937年(昭和12年)に現駅名となる。


リスト駅キーワード

*1:現在の西武多摩川線多磨駅との関係はない。

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