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多発性硬化症

(サイエンス)
たはつせいこうかしょう

 脳、頚髄、脊髄などの、中枢神経の神経細胞の繊維を取り巻く髄鞘が、おそらく自己免疫が原因でなくなる病気。厚生労働省の難病に指定されている。髄鞘がなくなると、神経伝達がうまくいかなくなり、病変の生じた箇所の麻痺や機能低下などが生じる。主な症状は体各所の脱力、麻痺、震え、しびれ、異常な疲労感、ふらつき、めまい、視神経に炎症発生した場合には目の障害、その他言語障害など、侵された箇所に応じて多彩な症状が発生。脳も萎縮する。再発と緩解を繰り返しつつ、徐々に症状が悪化。成人が廃疾する主な病気の一つ。日本では1万人前後の患者がいる。高緯度ほど発生頻度が高く、女性患者のほうが多い。担当は神経内科。

難病ケアガイド―筋萎縮性側索硬化症・パーキンソン病・脊髄小脳変性症・多発性硬化症
多発性硬化症 基礎と臨床

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