自衛隊員は、1990年から30年間で、1割近く減少しました。 1990年には、24.6万人いた自衛官は、2020年には、22.7万人まで減りました。 自衛隊は、地上戦から、海空重視の体制に移行しました。 1990年と比較して、人員が陸上自衛隊は、12%、航空自衛隊は、8%減少しましたが、海上自衛隊は、3%の減少にとどまりました。 冷戦期は、ソ連による北海道侵攻を、陸上で食い止める体制を組みました。 冷戦が終わると、有事を警戒する地域は、朝鮮半島や台湾に代わり、航空自衛隊と海上自衛隊による、抑止力が重要になりました。 中国や、北朝鮮に対応する、レーダー探知やミサイル攻撃は、陸海空全体が関わる作戦…