11月25日 女性に対する暴力撤廃の国際デー
International Day for the Elimination of Violence against Women
1960年11月25日、当時のドミニカ共和国の独裁者トルヒージョは、反政府活動時の暗号名 『マリポサ(蝶)』 で知られ親しまれたミラバル3姉妹を抹殺しました;
長女 パトリア・メルセデス・ミラバル ( 27Feb24 − 25Nov60)
三女 ミネルバ・アルヘンティナ・ミラバル ( 12Mar26 − 25Nov60)
四女 アントニア・マリア・テレサ・ミラバル( 15Oct36 − 25Nov60)
※ 次女 ベルヒカ・アデラ・「デデ」・ミラバル ( 29Feb25 −)さんはご存命、犠牲となった3人の肉親の記憶を風化させぬ様精力的にミラバル姉妹博物館を運営し、語り部としてご活躍。
しかし結果としてこれが命取りとなり翌1961年独裁政権は倒され、その後ドミニカ共和国では実に31年ぶりに自由選挙が行われることとなりました。
国連は1999年12月17日にこの日を女性に対する暴力撤廃の国際デーと定め、この日より16日間を性差別による暴力廃絶活動の16日 、その終了日12月10日を世界人権デーと定めました。