いわゆる政府の意思・方針として行われる(といわれる)刑事事件の捜査のこと。
「鈴木宗男事件」の際に逮捕された外務省元主任分析官・佐藤優の著書「国家の罠」での記述によれば、 取り調べの際に担当検事が、
「国策捜査は時代のけじめをつけるために必要。象徴的事件を作り出して断罪する」
と語ったとされている。
佐藤優のほかには、堀江貴文や村上世彰、鈴木宗男や村岡兼造などが被害にあっている。
国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて
検察を支配する「悪魔」
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※2009年10月1日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 05年に発表された本書。結構前から読みたいなと思っていたら、文庫化していたので購入。 図書館で借りた本と同時並行的に読んでいたので、読み始めから読み終えるまでに結構時間がかかった。 「国策捜査」という言葉がある。ウィキペディアから抜粋すると、『政治的意図や世論の動向に沿って検察(おもに特捜検察)が「まず訴追ありき」で捜査を進めることをいう』とある。 国策捜査という耳慣れない言葉が市民権を得たのは、本書に依るところが大きい。三井環事件(告発!検察「裏ガネ作り」(感想文08-54)参照)も国策捜査の一つとのこと。 時代のけじめとして国策捜…
※2008年10月14日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 本書は、以前読んだ、 ルポ 内部告発(感想文08-52)で登場した検察ウラ金事件の内部告発者本人が記したものである。 感想を書く前に、本書の背景について簡単に説明しておく。 著者の三井環さんは、現職の検事だった。検察が調査活動費をウラ金にして、ほとんど料亭の飲み食いやゴルフに使っていた。このことを「私憤」から内部告発しようとした。 02年4月に実名で内部告発し、同月22日には、テレビ収録が予定されていた。しかし、まさにその日、三井は別件で逮捕された。 325日間、拘留され、そして保釈が認められた。そして、本書が、03年5月7日出版さ…
トルコの地方選挙は与党AKPの惨敗に終わった。注目されていたイスタンブールで市長の座を取り戻せなかったばかりか、全国の得票率でもCHPを下回ってしまった。 投票率が非常に低かった(それでも78%!)ため、昨年の大統領選でエルドアン氏を支持した人たちが棄権したのではないかと論じられていて、これが敗北の大きな要因であると言われている。(もっとも、昨年の大統領選挙でも、イスタンブールとアンカラではCHPのクルチダルオール候補が勝っていた) 選挙戦中に、現職イマムオール市長の不正疑惑が取り沙汰され、多少は影響を及ぼすかと思われたが、これは何の効き目もなかったらしい。多くの有権者が、突然暴露された映像記…
【田中角栄は無罪だった?!田中角栄はアメリカにハメられた…東京地検「ロッキード事件」】安倍派が逮捕されない理由~東京地検特捜部は米国GHQ主導で設立~ ■田中角栄はなぜ葬られたのか? ――人気作家が徹底取材で挑んだノンフィクション大作『ロッキード』 本の話(文藝春秋)2021.01.13 真山 仁 https://books.bunshun.jp/articles/-/6031 ~~~ 1976年7月、今太閤といわれた田中角栄・前総理(当時)が東京地検特捜部に電撃的に逮捕され、日本中に衝撃を与えた「ロッキード事件」。 「思い返せば、あれはなんだったのかと思う事件です。事件が最高裁に上がる前から…
それからの帝国 作者:佐藤 優 光文社 Amazon ”知の怪人”佐藤優さんの自伝的な小説なのですが、この本はモスクワ在勤時に邂逅した盟友とも言えるロシア人との交流にフォーカスしたモノとなっており、一時期行き違いがあったモノの、佐藤さん自身の逮捕拘留を経てなお続いた交流を綴られています。 片や、ご存じの通り、外交官としてソ連邦の崩壊を見届けた後、北方領土の返還交渉に尽力しながらも、小泉政権における対米追従の外交方針転換の結果、国策捜査の犠牲となって512日に渡る拘留を強いられるのに対し、盟友はラトビアの独立に尽力しながらも、独立した途端ロシア人ということで厄介払いされて、流れ流れて現在はプーチ…
国民主権とか主権在民という言葉がある。中学で習った記憶があるが、現在ではあまり使われなくなってしまった。 国民が政治を決定する。言い換えれば、世論がすべてを決めると言っても過言ではないだろう。国民は何をもって判断するのか。第一は情報、即ちマスメディアでしょう。一番手っ取り早く事実を伝えてくれるからだ。しかし、本当に事実? それが一番大事な視点? と感じている国民も少なからずいる。メディアの劣化につていは何回か触れた。本質をついていないことがあまりに多すぎるからだ。現代は大人ですらニュースにあまり関心を示さない。シラケているのかもしれない。それがメディアの劣化を招くネガティブなサイクルを作り出し…
今回は、2024年初の「月イチ宮台」。社会学者で東京都立大学教授の宮台真司さんをお迎えして、自民党の裏金問題、検察の捜査をどう考えているのか?お話を伺います。 music.amazon.co.jp 暴走する検察 歪んだ正義と日本の劣化~マル激トーク・オン・ディマンドvol.12 作者:神保哲生,宮台真司,郷原信郎,市川寛,安田好弘,周防正行,足立昌勝,今村核 光文社 Amazon 増補版 国策捜査 暴走する特捜検察と餌食にされた人たち (角川文庫) 作者:青木 理 KADOKAWA Amazon 情報隠蔽国家 (河出文庫) 作者:青木理 河出書房新社 Amazon
「おかしい」と感じたときに声をあげないと自由は狭められていく - 高世仁のジャーナルな日々 「おかしい」と「家族会、救う会批判」の声を上げた蓮池透氏を見殺しにし、家族会の不当除名を容認し、今に至るも家族会批判ができない高世がよくも自分を棚上げして偉そうなことが言えたモンだと心底呆れます。 エイトさんが20年もの間、主要メディアに発表できないままで、どうやって収入を得ていたのか、とても不思議だった。彼に親しい人に、不動産関係の仕事をしていると聞いたことがあったが、朝日新聞の「ひと」欄では、より具体的に「競売物件をリフォームして貸し出す」仕事が生活を支えてきたと書かれている。取材が売れなくとも暮ら…
やっぱり産経新聞こそが「安倍派絶対殺すマン」になっとる。連日、朝日や東京新聞よりも「安倍派のクズっぷり」を書きたて続けとる。 今日の朝刊のこの見出しとかエグいw 今朝の産経一面トップのこの記事はやっぱり衝撃だわ。 パー券のキックバックやのうて全額を還流してたんよ?もはや詐欺やんw と、呆れる一方… 全額還流があったのは参院選の年だけで「参院選で絶対勝つ必要がある」という日本の権力構造を安倍が知悉してたことに脅威を覚える。 宋 文洲 偉大な時代に、偉大な政治(★注、12月16日は東京地検特捜部の司法取引によるコーチャン証言(ロッキード社副社長)によって超法規的に有罪にしたロッキード事件の田中角栄…
神真都Q 日本の反ワクチン団体。多数の出身メンバーが逮捕起訴され公安警察から監察対処団体と指定されている反社会的組織 / ウィキペディア フリーな 百科事典 ワクチン 副反応 岡崎礼 神真都Q(やまとキュー、英: YamatoQ) は、陰謀論者によって構成される日本の反ワクチン団体 。2021年後半に形成され、同年12月26日に行われた「神真都覚醒」宣言により正式に「神真都Q」として発足した 。それ以前の名称は大和Q 。2022年3月15日には、「一般社団法人神真都Q会」という名称で一般社団法人として登記された 。アメリカの極右が展開している陰謀論・政治運動であるQアノンの日本支部を自称 する…
🌟今日のおすすめ『『救民内閣』を樹立し、『“国民負担増”の政治から“国民を救う”政治への大転換』を図り、食料品などの消費税をゼロにし、子育て費用(医療費、保育料、給食費など)の無償化を全国一律で実施する。難しいことではない。国民の圧倒的な応援を得て、総選挙で勝てばいいだけだ』(泉房穂氏)『【泉房穂】いざ政権交代へ!新「救民内閣」構想を語る!』(ユーチューブ)※泉さん、お願いします。ほかに頼れるところがありません。🌟政治:安倍・キックバック『パーティー収入裏金、安倍派が還流議員の氏名や金額示す記録作成…特捜部が入手』(読売新聞)『安倍派裏金、5億円か 所属議員、大半に還流 派閥側の立件、不可避(…
自民党安倍派がパーティ券販売のノルマオーバーした 販売者にキックバックした金額を政治資金報告書に記載して いないことは「裏カネ」に当たるとして、東京地検が捜査に 乗り出したことで、他の自民党の派閥も幹部を含め同様のことを しているので、安倍派だけにとどまらず、佐川事件、リクルート事件 のような大疑獄に発展するだろうと囁かれています。 自民の幹部連も連座している可能性が高いようです。この津京地検が 動いたいきさつのも党内権力闘争の影響があるのではと、元朝日新聞 記者が自身のサイト「鮫島タイムス」で指摘しています。この手の問題 は当初こそ騒ぐものの、それこそ「裏カネ」とやらか動いたのか、 いつの間…
ゴールデンラジオスペシャルウィーク 10月 18日(水) 社会学者・宮台真司 www.youtube.com 増補版 国策捜査 暴走する特捜検察と餌食にされた人たち (角川文庫) 作者:青木 理 角川書店 Amazon 情報隠蔽国家 (河出文庫) 作者:青木理 河出書房新社 Amazon 日本会議の正体 (平凡社新書) 作者:青木理 平凡社 Amazon
この世代にも大いに貢献しているんだと再認識。あまり否定的なスタンスは取れないなと、これまた再確認。 血色がよすぎるから訴えの「イライラして仕方がない」も納得がいく。ご自分の視力や聴力が落ちているうえに、ご主人の体調不良が輪をかけて圧力になって来る。今でも御店を切り盛りしていて、結構ニッチな店舗で流行っている。お店もしなければならない、家事もしなければならない、ご主人の世話もしなければならない。しなければならないことの洪水を、自らの気配りしすぎ病で引き寄せている。気が付かなければ放っておけばいいようなことを、気が付くばかりに「しなければいけないこと」に昇華してしまう。自分で自分の首を絞めているこ…
イーロン・マスクがTwitterを買収する前の騒動から、買収後の騒動まで見ていて、 「アメリカはすごい」 と思わされました。 まず、買収前の騒動で金銭のやり取り以外でひと悶着あったけれど、部外者はただ見守っていたのが印象的でした。日本でマスク氏のような成り上がり者が個人のお金で有名な会社を買うとなったら大騒ぎになったと思います。 私の記憶に残っているのが、村上ファンドの企業買収だったり、ホリエモンのフジテレビ買収工作だったりです。 村上ファンドが企業買収を仕掛けたとき、 「金さえ出せば何を買ってもよいのか」 なんて倫理を振りかざしてマスコミが世間を煽り、上手くいかなかったように記憶してます。そ…