明治から第2次世界大戦の敗戦までの間に成立していた日本政府による国家宗教。 江戸時代の国学者・平田篤胤の思想に共鳴した平田派の神道家たちが、明治維新の精神を神武創業の精神に基くものとし、近代日本を王政復古による祭政一致の国家とすることを提唱。明治政府は 『古事記』、『日本書紀』等の古典を根拠として万世一系の天皇が日本を統治すること、国家の中心に存在する天皇と国民との間に伝統的な強い紐帯があることを前提に、政治的な制度とともに作られた祭祀の制度が作られた。これを国家神道と言う。
この数日、表題の件がツイッターで盛り上がっているのだが、おかしなことに気がついた。 「もしや、宮古神社って、宮古島の護国神社みたいなものなんだろうか?」…と気になってググってみたが、https://t.co/QyDVWpVobpなぜこの神社を参拝したら、「軍拡が進む中で、シビリアンコントロールが…」につながるのかよくわからない。単に、地元の神社に安全祈願に行っただけではないのか。 https://t.co/iyrbTAJqT4 — 黒色中国 (@bci_) 2024年1月21日 望月衣塑子記者が、「軍拡が進む中で、シビリアンコントロールが…」とまでいうので、私はすっかり宮古神社が、護国神社なの…
「首相の参拝などを巡り、内外で論議を呼ぶ靖国神社。そもそも靖国神社とはどのよう神社なのか、それを考える上で、重要な資料が次々と発見されている。戦前、陸海軍省が管轄していた靖国神社は、軍国主義の象徴と見なされていた。終戦後、GHQは靖国神社を廃止することを検討し、国家と国家神道のつながりを断とうとした。しかし、靖国神社は生き残った。そこには、占領政策を円滑に行おうとするアメリカの思惑や、日本政府、旧日本軍、神社関係者の戦略があった。番組では、日米に残された膨大な資料や関係者の証言から、靖国神社が一宗教法人として存続するまでの攻防を描く」NHK 靖国参拝のニュース。 これを観ると感じ方が変わるかも…
新年明けましておめでとうございます。 昨年は、キリスト教会の「献金」について結構たくさん書きました。 すると、まさかまさかアクセス数が伸び、驚きました。 そのテーマで書こうと思うようになったきっかけは「宗教二世」問題で、 NHKの「こころの時代」の2023年お正月特別番組も大きいきっかけになりました。 今年は、「100分de名著」という番組のお正月特番で、 「100分de宗教論」をものすごく興味深く拝見しました。 www.nhk.jp 書籍の紹介を通して宗教についてを浮き彫りにしてくれました。 書籍の紹介、ということで、各宗教の宣伝のようにはならず、何が宗教なのかという視点もあったし、宗教にと…
ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ 日本神話に興味をもった。 私自身は無神論者のつもり。三社神社に初詣に行ったけれど…… 親とかの葬式は浄土真宗西本願寺派にお世話になってきた。親鸞には親近感がある。あまり深く考えないが、他力本願がいい。 さて、戦後民主主義教育の中で日本神話に接する機会がなかった。 隠れた天照大神を岩戸から出てもらうためのどんちゃん騒ぎ、因幡の白兎、スサノオの八岐大蛇の成敗、など断片的にしか知らない。私は何者、どこから来たのであろうか。日本単一民族というのは事実か。 他者と付き合うためには、自分が何者であり、他者とどういう違いがあるのか・共通点は……共感しあうことが今…
学びが人生の目的。 第二次世界大戦終了後、日本経済が脅威的な復活を遂げた。 ベトナム戦争で余った枯葉剤が日本に埋められている。 ルーズベルト大統領は日本人絶滅を計画。 トルーマン大統領はイエローモンキーには3S(セックス、スクリーン、スポーツ)を与える。 金融の仕組みはすべてロスチャイルドが作った。 明治政府の国家神道が日本の文化を破壊した。 日本文化の崩壊は明治維新から始まっている。宏池会と清話会の戦いは保守とリベラルの戦いで決して派閥争いなどではない。一緒に進んで別個に討つはユダヤの歴史が始まって以来の戦略。戦わせるユダヤと戦わされる国家。 この構図は、改宗ユダヤであるアシュケナジーユダヤ…
政治的混乱が国を亡ぼす 9世紀ハザール国がユダヤ教に改宗。ユダヤ12部族が一つ増えてハザールユダヤ人が誕生した。 ヨーロッパ、中東はユダヤ教、キリスト教、イスラム教が混在し、常に争いを作り出してきた。 この状況の中で620年繁栄を極めた国がある。 オスマン帝国である。1300年代から1900年代。鎌倉時代から大正時代まで続いたイスラム教スンニ派の帝国である。 近代日本が成立した明治政府の成立は1868年。155年の歴史である。 オスマン帝国滅亡の原因は政治的混乱である。ローマ帝国もギリシャも滅亡の原因は政治的混乱である。 日本では今、大きな政治的混乱が起きようとしている。企業の腐敗と犯罪、個人…
おまえのものはおれのもの 電気も水道もない伝統的な住居に住んでいる人がクーラーのある生活をしたいと家を建て直す計画を建てました。あなたは文化的価値の高い伝統的な家を保存したいと思い行動することにしました。住民とどう交渉しますか? 仮に「そのままの状態で住み続けろ」と圧力をかけるのは、住民に不便な生活を強いることになり、不公平です。公共財だと主張するのであれば住民から土地と家屋を買い取って国や自治体の所有にすべきでしょう。最低でも維持管理費用に公的助成をすべきです。 明治神宮外苑の再開発も同じことで、外苑をコモンズだと主張するのであれば維持費も公有化すべきです。ところがイコモスや日本学術会議、東…
今回は日本人が古くから信仰している神道と仏教について。 いくつか動画を見て分かったことを書き出して、整理してみたいと思う。 古代の日本人は、雨や雷、台風などの自然現象は人間の目には見えない特別な恐ろしい何者かの力が働きかけているものであるとして、それを神様の仕業としていた。 人々は神社を立てて神様をまつることで、神の機嫌を良くして豊作を期待するようになった。 このように神様にお祈りをすることで、なんらかの見返りを求める考え方を神道といって、日本固有の宗教である。 この神道の考え方を利用して天皇が実は神様であると主張して、日本全国のトップに君臨するようになった。 だが、6世紀ごろに中国から日本に…
( 前編 ) https://cyrus2.hatenablog.jp/entry/2023/08/06/233349 の続きです。 ひふみ神示 第十一巻「○つ(マツ)の巻」第七帖 (二九八)「偉い人 皆 俘虜(とりこ)となるぞ。夜明け近くなったぞ。夜明けたら何もかもはっきりするぞ。夜明け前は闇より暗いぞ、慌てるでないぞ。神の国一度負けた様になって、終ひには勝ち、また負けた様になって勝つのざぞ。腹の中のゴモク一度に引張り出してもならぬし、出さねば間に合わんし、いよいよ荒事にかかるから そのつもりで覚悟よいか。わからん人民 退いて邪魔せずに見物してござれよ。」 ひふみ神示 第十一巻「松の巻」 第…
「戦前日本」と神話 今回は講談社現代新書から出版された辻田真佐憲(つじた・まさのり)氏の著書について研究者として気になった点を述べたいと思います。 辻田氏は1984年生まれの評論家、近現代史研究者(新書の著者紹介に基づく)です。 本書のあらすじは、下記引用に端的に示されるように、神武天皇はほぼ忘れ去られた存在であったが、大日本帝国に正統性をもたせるためのストーリーとして復権されたものというものです。 明治の指導者たちは、神話を一種のネタとわきまえたうえで、迅速な近代化・国民化を達成するために、あえてそれを国家の基礎に据えて、国民的動員の装置として機能させようとした。(269p) 【図書情報】 …
大東亜戦争」記述(2024年4月18日『しんぶん赤旗』-「社説」) 自衛隊の侵略戦争美化許すな 日本の過去の侵略戦争を美化し、旧日本軍との連続性をうかがわせる自衛隊の言動が続いています。 陸上自衛隊の部隊がX(旧ツイッター)の公式の投稿で「大東亜戦争」という表現を使って批判を浴び、この言葉を削除し再投稿することがありました。 本紙の取材で、海上自衛隊や陸自の幹部が靖国神社に集団参拝していたことも明らかになっています。陸自幹部の靖国集団参拝に際して作成された内部文書に「大東亜戦争」という呼称が肯定的に使われていたことも、本紙の調べで分かりました。 ■軍国主義と不可分 「大東亜戦争」という呼称は、…
坂本をちょっと旅したのはもう2ヶ月以上も前になってしまいました。 いやはや、全く遅筆で・・・。 ブログを書くときには事実と齟齬があるといけないので、ネット上ではあるけれど、一応調べながら書いているのです。 そして、漢字や熟語を確認することもしています、文章をより良くために。だって、僕の頭、パンくず並みの語彙しか出てこないんだもん。 なので、100文字打つのにも10分くらいかかってしまうこともしばしば、ラフラフ。 特に今回は予習をあまりしていなかったので、タイプするときになって「こんなところだったのかぁ~」「こんな建物があったのかぁ~」と感心しながら書き進めています。 さらには、「知ってたらもっ…
これは言いがかりとしか思えない。崩壊させたあとの世界をどう考えているのか(たぶん考えてない)? 14日の記録。 これは言いがかりとしか思えない。崩壊させたあとの世界をどう考えているのか(たぶん考えてない)? youtu.be 名古屋市教育委員会の「名簿とカネ」の問題を調査している専門家チームが、中間報告を明らかにしました。問題の図式はこうです。名古屋市の教育委員会には毎年、小中学校の現役校長の集まりである「校長会」や教員の出身大学の「同窓団体」、担当教科の「研究会」などの教員団体から、校長などに推薦する教員の名簿とともに、現金や商品券が渡っていました。中間報告によると、教育委員会で人事を担当す…
自衛隊はもっと毅然とすべきでは(R6.4.12)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro 記事タイトルだけで勘の鋭い人は中身が分かったでしょうが、 靖国神社の宮司に元自衛隊将官、総代も複数 政教分離の観点で懸念も:朝日新聞デジタル2024.3.31 靖国神社(東京都千代田区)トップの宮司に初めて将官経験がある元自衛隊幹部の就任が決まった。靖国を支える元軍人が高齢化し、近年は氏子総代にあたる崇敬者総代にも自衛隊の元幹部が加わる。 現職自衛官の「集団参拝」が問題視された中、専門家からは、国や軍隊が特定の宗教と結びついた戦前・戦中のような印象を与えることにならないかとの指摘もある。 靖国神社は15日…
www.nhk.jp ■NHKの古典芸能への招待で観ました。録画したのはなんと4年前ですね!■堀川あたりのボロ家に棲む盲目の母と猿回しの兄のもとに祇園の遊女おしゅんが帰ってくるけど、河原で起こった刃傷事件の原因となっており、言い交わした伝兵衛が殺しにくるのではと兄は気が気じゃない。案の定伝兵衛がやってくるけど、妹に書かせたはずの去り状の中身は、心中を心に決めて母と兄にむけた詫び状であった。女(おなご)の道を立て、真の女夫(みょうと)になるためには一緒に死ななければならない。その決意に、母は娘の女心はわかったけど、どこかに落ち延びて生きてくれと泣く。兄はふたりの死出の門出の祝言のため、お初徳兵衛…
朝日新聞がなにやら言いたげです。
話が飛躍しすぎでしょう。 話が飛躍しすぎでしょう。 内紛は、2015年に神社本庁が職員の宿舎を売却したことにはじまる。その売却にかんして、神社本庁の上層部と業者が癒着していることを内部告発した幹部職員がいた。神社本庁はそうした職員に解雇などの処分を下した。処分された職員は裁判に訴え、この裁判では神社本庁側が敗れた。となれば、神社本庁の上層部は責任をとらなければならないはずなのだが、田中恆清総長は、その上に立つ鷹司尚武統理の勧告にもかかわらず辞職しなかった。そこで鷹司統理は新たな総長を指名したのだが、田中総長はそれに従わず、これも裁判になった。裁判では、まだ地裁段階だが、田中総長の側が勝訴してい…
なぞなぞ:あればあるで困るし、なきゃないで困るもの、な~んだ? 私の場合、自分(自我)を捨てるということ、自我の磔殺(たくさつ)ということは、下の引用文のように主イエスの命令だから、その命令に従わないと救われないから…といった律法主義的なことではなく(0-100思考・白黒思考、脅迫・強迫的ストレス)、自我を捨てないことには現実の自分(自己)の苦しみが続くからです。つまり最もラクになる方法が自我を殺すこと、自我を滅することなのです。主イエスへの熱情的信仰が動機ではなく、自分自身が精神的にラクになりたいということが主たる動機なのです。私はこの本心を誤魔化すことはできません。その本心を隠して敬虔を装…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 明治維新とは、日本を神武天皇の時代に戻す事であった。 慶応3年12月9日(1868 年1月3日) 王政復古の大号令「諸事神武創業ノ始ニ原ツキ」。 明治新政府は、「神武創業ノ始」に回帰する事を標榜して、日本を近代化して大陸戦争に勝利する軍国主義国家に改造すべく暴走した。 日本の近代化とは、平和の為ではなく戦争の為であった。 ・ ・ ・ 皇国史観・神国物語は、必然であった。 民族中心神話を基にした皇国史観・神国物語は、外敵から日本を守る為に創作された宗教的イデオロギー的自衛手段であった…
日本人と宗教 はじめに 現在、無宗教の人口が増加していますが、信者が最も多い宗教で着色された世界地図です。 日本においてキリスト教のお祭りや風習が根付いている背景には複数の要因が考えられます。 文化的影響: 日本は世界各国の文化を受け入れる開放的な社会であり、外国からの文化や風習の受容が盛んです。キリスト教のお祭りや風習も、外国文化として受け入れられ、特に若者の間でポップカルチャーとして人気を博しています。 商業的要因: クリスマスやバレンタインデー、ハロウィンなどのイベントは商業的にも大きなイベントとなっており、商業施設やメディアの露出度も高いです。特にクリスマスやバレンタインデーは、プレゼ…
16世紀に織田信長がやったことと明治維新とその後の日本の政策には似たところがあるような気がするのですが皆さんはどう思いますか。 第一にキリスト教の西洋人が来たこと。次に仏教が排斥されたこと、第三にその後大陸方面に出て行ったことなどです。 大陸方面に出て行ったのは信長ではなく秀吉ですが、信長が「いずれ日本を統一したら明(みん)を征服するつもりだ」と言っていたそうで、秀吉はそれを真似たのでしょう。あの時代下剋上の世の中で、自分がトップになったら下から狙われるしそれを平定する自信も秀吉にはなく、それだったら大陸に出ていこうと朝鮮出兵をやったのだと思われます。 明治維新の時、維新政府は神仏分離政策を採…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 2024年1月15日 YAHOO!JAPANニュース「日本史上の重要人物〈神武天皇〉を、歴史学者はなぜ無視してきたのか? 『神武天皇の歴史学』外池昇氏に聞く 外池 昇成城大学教授 政治的に「右」か、「左」か。そんなことにこだわる時代は、もう終わったのではないだろうか。日本の歴史における天皇という存在、そしてその「初代」とされる神武天皇についても、戦後歴史学が積み上げてきた成果と方法によって研究すべき課題がたくさん残っているのではないか――。講談社選書メチエの新刊『神武天皇の歴史学』…
神武天皇の皇子、神八井耳命 (かむやいみみのみこと) は第二代・綏靖天皇の兄御子で、多氏の祖とされている。 日本書紀は畝傍山の北に葬られたと記す。 かつて八井神社と称されていたとされる八幡神社 (橿原市山本町) の本殿がたつ、盛り土状の小丘が、その神八井耳命の墳墓であるとも見做されている。 ~目次~ 八幡神社 御陵山 神功皇后信仰 畝火山口神社 仙洞御所 陽物信仰 おわりに 八幡神社 橿原市山本町 (旧 山本村) の集落からすこし離れて、畝傍山の山中にあしを踏み入れたとき、ちいさな八幡神社を見過ごさずに立ちどまれたことは、幸運だった。それは八幡神、あるいは村の鎮守といった言葉から想像されるたた…
🔲日本は今や武器輸出が出来る国になったうえに、ローンで高額武器を買う国に: 岸田政権は昨年12月、武器輸出ルールを定めた「防衛装備移転三原則」と運用指針を改定。戦後長く武器の原則禁輸を掲げた日本を今や、ミサイルや弾薬など殺傷能力を持つ武器輸出すらできる国に変えた。 山崎 雅弘さんがリポスト 本田由紀 @hahaguma · 3月21日 「兵器ローン地獄」が来るかも…「例外」だった高額武器の分割払いを「当たり前」にできる法案が衆院を通過https://tokyo-np.co.jp/article/316122 「武器輸出ルールの緩和を進めてきた岸田政権は、武器購入の予算面の歯止めも弱めようとして…
『真のエクソシスト』 大川隆法 幸福の科学出版 2019/4/23 <エクソシスト> ・私の説くエクソシスト論は、現代世界では、最先端のものである。キリスト教、イスラム教、仏教、神道等で、断片的に説かれているものを統合したものである。しっかりと学んでほしい。 ・まさしく私の戦場での実話から抽出されたテキストである。悪霊、悪魔、生霊などとの接近遭遇は、ほぼ毎日のことである。 本来は、一体一体、説法して成仏させるのが本筋である。その霊体の悩んでいるポイント、あるいは、生きている人を悪意を持って狙っている理由を見破って、論理的、理性的に論破し、成仏する方向性を明示すべきである。根本原因を除去しない限…