自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡って衆参両院で開かれた政治倫理審査会(政倫審)だが、弁明に立った派閥幹部らは不明瞭な説明を繰り返し、真相解明には至らなかった。 「政治とカネ」の問題を厳しく批判してきた泉房穂・前兵庫県明石市長と、現代政治分析が専門の白鳥浩・法政大大学院教授に、今回の政倫審をどう読み解いたか、有権者の政治不信の払拭には何が必要かを聞いた。 あわせて読みたい 「国語のテストなら0点」「AI政党に任せたい」政倫審に怒りの声続々 説明責任を果たした?<あなた発アンケート> ◆泉房穂氏「見えた政治家の資質、投票の参考に」 ―今回の政倫審で説明責任は果たされたか。 政倫審は言い訳…