元サッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはフォワード。
1969年1月29日生まれ。ブラジル・サンパウロ州出身。身長182cm、体重75kg。右利き。
ブラジル名は「ワグネル・アウグスト・ロペス(Wagner Augusto LOPES)」。
1997年に日本に帰化し、名前を呂比須ワグナーに改名。同年、サッカー日本代表に選出され、FIFAワールドカップ・アジア最終予選では3得点をあげる活躍で日本のW杯初出場に貢献した。1998年FIFAワールドカップ本大会ではグループステージ3試合全てに途中出場し、ジャマイカ戦では中山雅史のゴールをアシストした。
2002年に現役引退。2005年にパウリスタFCアシスタントコーチに就任し、2010年からはパウリスタFCの監督を務めた。
2012年シーズンより、ガンバ大阪のヘッドコーチに就任。当初ガンバ大阪は西野朗の後任として呂比須を監督に招聘する予定だったが、呂比須の持つブラジルの指導者資格がJリーグの監督を務めるのに必要なJFA公認S級ライセンスに相当せず、ブラジル全国選手権での指揮経験もなかったため、日本サッカー協会の承認が下りなかった。このためガンバ大阪は、呂比須のサンパウロ時代の恩師であったジョゼ・カルロス・セホーンを監督に招聘した。しかし、開幕から公式戦5連敗と低迷し、3月26日付けでセホーン監督共々解任された。