「それに対面するように向かっている状態でのあなたにとっての右」のこと。
それを発言した者またはそのモノにとっての(たとえば写真の中に写っている情景内の)右ではない、ということをはっきり区別する語。
通常、2人が対面している状況で相手に単に「右側危ない!」と言われたら「あなたにとっての右側に危険が迫っている」なのであるが、
「あなたが瞬間的に右だと言っているということはその右は私の都合を考慮しないあなたにとっての右のことをごくシンプルに指している可能性が高くつまり私にとっての左側に危険がぐべあ」
などと深読みして轢かれてしまうような人もたまにいるので、そういうときにもこの語が活躍する。
左右がどちらなのか一瞬戸惑う“左右盲”の人にとっては鬼門。
「向かって○○」と方向を言われた場合は、「相手」や「対象」の都合は考えずに、自分の○○だけを考えればよい。