1970年生。プロ書評家&プロ・インタビュアー。
編集プロダクション・アートサプライ入社後、『紙のプロレス』編集部へ。「プロレスを見ない、プロレスライター」として、その文章の異常な面白さが評判となる。 水声社の『マンガ地獄変』のメイン・ライターをつとめた後、芸能人本紹介の第一人者として、20数誌に連載する売れっ子となる。
「月刊TVチョップ」の連載をまとめた「男気万字固め」は、芸能人インタビュー本の最高作として評価を受けた。
大西祥平と古本コンビ「古本ハムサラダ」。
リスト::格闘技関係者
本書のタイトルを見て、「インタビューやヒアリングのコツを紹介したテクニック本」と思ったそこのあなた。最初に言っておこう。その認識は正解ではない。 正確に言うと100%間違っているわけではない。実際に、本書では50にのぼる「聞き出す力」の極意が実例とともに紹介されており、「いい答えが返ってきたら、いいリアクションで返すこと」「空気が悪くなるとしても、引かないところは絶対に引くな」など、具体的な姿勢まで指し示している。もちろん、インタビューの指南書として勉強にある点は大いにあるのだが、本書の本質はおそらくこの点ではない。 では本書の本質はいったい何か。それは、著者がこれまでインタビューしてきた著名…
聞き出す力 FINAL 作者:吉田 豪 ホーム社 Amazon こんばんは!!あわやんです! 今日は、吉田豪さんの著書『聞き出す力 FINAL』についてご紹介します。プロインタビュアーとして活躍する吉田豪さんが、その長年の経験と洞察力を基に、インタビューの秘訣や技術を明かす、そんな貴重な一冊です。 1. あらすじ 『聞き出す力 FINAL』は、吉田豪さんが数多くの著名人との対話を通じて培ってきた「聞く・書く・知る」の技術と秘訣を探求した書籍です。プロレスラーから政治家まで、様々な分野の著名人へのインタビューを通じて得たエピソードや洞察が満載です。また、インタビューの現場でのトラブルや危機、さら…
一条真也です。『アントニオ猪木とは何だったのか』入不二基義・香山リカ・水道橋博士・ターザン山本・松原隆一郎・夢枕獏・吉田豪共著(集英社新書)を読みました。本書の帯には、リング上で対戦相手にインディアン・デスロックを掛ける猪木の写真とともに、「猪木について考えることは喜びである。」「哲学者から芸人まで7人の論客が不世出のプロレスラーの謎に迫る。」と書かれています。 本書の帯 カバー前そでには、「2022年10月1日、享年79。不世出のプロレスラー、アントニオ猪木は死んだ。わたしたちは「猪木ロス」を乗り越えて、問わなけれならない。わたしにとって、あなたにとって、プロレス界にとって、時代にとって、社…
「BUBUKA2023年10月号」に掲載されている吉田豪の坂本慎太郎インタビュー(15000字)を読んだ。 kindle版のコラムパックというのがあるので400円でダウンロードした。 こういう有料記事の感想というのは書きづらいしあまり書きたくないのは、ネタバレするなとかいうのがめんどくさいし、誰でも平等に手軽にアクセスできないものについて言及するのにちょっと抵抗があるから。 このインタビューの内容もあまり事細かに書かない方がいいのだろう(といってもそんなに目新しいことが書かれているわけでもなかったが)。 坂本が初期に大きな影響を受けたというマリア観音というバンドは学祭のステージに来たのを覚えて…
ja.wikipedia.org proresu-today.com ja.wikipedia.org 宇多丸のラジオ聴いたら笹団子プラモやるのか液漏れ怖い togetter.com ガンガレと言わない俺は心風邪春日萌花が腎臓やるか www.sonymusic.co.jp www.nack5.co.jp ameblo.jp www.msdmanuals.com ルチャリブ三対三のビバメヒコ千の仮面を持つ漢だよ ja.wikipedia.org ja.wikipedia.org そして暗躍するパール兄弟 www.bekkoame.ne.jp もうね!神回!情報量!多過ぎ!久保田利伸!静岡出身! …
https://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/247498 19:30になり、イベント開始。 呼び込みでさっそうと登場する関根さんと豪さん。 関根さんの軽快なステップでテンションあがりましたw
なぜにこの話が、令和も5年になって再び論じられるかと言うと、昨年3月にこういう本が出て… 王道ブルース作者:渕正信徳間書店Amazon【ご購入の前に】本電子書籍には、紙版収録の一部写真が収録されておりません。 あらかじめご了承ください。全日本プロレス一筋のレジェンドが 初めて語った馬場さん、鶴田さん、そして俺の 一番長く熱かった時代の記憶――。 団体創設50周年記念出版!■「鶴田友美」といきなり30分スパーリング ■「モハメド・アリ対ジャンボ鶴田」 ■「クーデター未遂事件」の真実 ■ザ・シークとブッチャーに助けられる ■ラッシャー木村さん「マイク」でモテ期到来 ■俺が泣いたのはあの時だけ…馬場…
残暑と秋の気配が混ざり合ったような奇妙な空気感の一日。読書の秋というにはまだ早い気配もあるが、アントニオ猪木逝去の余韻冷め遣らぬ中、吉田豪『超人間コク宝』を一気読み。 2019年2月収録の香山リカインタビューで、こんなやりとりがあった。 ーー香山さんが人生は無意味だと思ったことについて、その後、変化はあったんですか? 香山:変化はそんなにないな。いろいろ考えちゃって。でも、私はちょっと卑怯っていうか、医者なんで、最後の最後は医者だっていうアイデンティティにすがれば人の役に立ってるって思えるかもっていうのがあって。 ーー人を救ったという思いで死んでいける。 香山:ただ、精神科医ってホントに救った…
『書評の星座 紙プロ編 吉田豪のプロレス&格闘技本メッタ斬り 1995-2004』を読み始めたら、いきなり「つまらない人生を送っている輩は原稿に己の近況を書くなかれ」とあってドキリとした。 これはボクの持論なのだが、つまらない人生を送っている輩は、原稿に己の近況なんか決して書いてはならないのである。自分のつまらなさを世間にアピールしてどうするつもりなのか。 ボクが某誌に毎月近況を書いていたときには、近況を書くためにわざわざ行動していたものだ。「それだけの覚悟を持って近況を書け」と、近況にうるさいボクは言いたい。近況のためなら、新間ジュニアの膝蹴りだって受けて見せるだけの心意気が必要なのである。…
コンプラが厳しくなって過激なことを書きにくくなる一方の時流に抗う手段の一つとして、例えば吉田豪が用いているのは、 「他人の発言を評するというかたちで過激な発言を引用する」 というテクニックである。 その手法が最大限に効果を発揮しているものの一つに、横山やすしの対談集『横山やすし』(データハウス、1986年)を論じた文章がある(「続々聞き出す力」所収)。 この本は、『週刊宝石』連載の「激情ムキ出し対談」をまとめたものだが、表紙にもどこにも対談集だという説明すらなく、個人名がそのままタイトルになっていて、この時点でヤバいのだが、中身はそれどころではない過激さである。 吉田豪のインタビュアーとしての…
1971年(昭和46年) 5.9 東京都三鷹市にて誕生。妹含め4人家族。父親はサラリーマンで母親は専業主婦。母方の祖父が赤坂で内装業の会社を経営していた。 197 年(昭和 年) 三鷹市中原から神奈川県横浜市青葉区に転居し、三鷹市立東台小学校から横浜市立みたけ台小学校に転校。 1981年(昭和56年)10歳 近所のハンバーグ屋に置いてあった森村誠一『悪魔の飽食』を読み衝撃を受ける。 1983年(昭和58年)12歳 筑波大学付属駒場中学校入学。 1990年(平成2年)19歳 筑波大学付属駒場高等学校卒業、東京大学文科Ⅰ類入学。教養課程では佐藤誠三郎のゼミに所属。 1993年(平成5年)22歳 『…
4月18日(木)19:30から 『聞き出す力 FINAL』刊行記念、 吉田豪vs東浩紀 初めてのシングルマッチ いまわたしたちに必要なのは聞き出す力か、訂正する力か? 高円寺Pundit'(パンディット) https://pundit.jp/products/2024p1-4-18 聞き出す力 FINAL 作者:吉田 豪 ホーム社 Amazon 訂正する力 (朝日新書) 作者:東 浩紀 朝日新聞出版 Amazon
東浩紀の「観光客の哲学」が素晴らしかったので、「訂正可能性の哲学」も買うことにして、4月18日の吉田豪とのイベントもオンライン観覧を申し込んだ。 twitcasting.tv 18日までに「訂正可能性」を読んでおきたい。 (吉田豪の「聞く力FINAL」はもう読んだ。) 東の「観光客の哲学」は、まとまった思想書としても読めるが、彼の自由なイマジネーションがところどころ炸裂している部分が面白く、一種の私小説としても読める。 特に哲学書にしてはエモすぎるのが最後のドストエフスキーについて論じた章で、最終部にいくにつれて彼のエモーションがダダ漏れしている様子が感動的ですらある。 東はドストエフスキーと…
小説という散文形式は人間の業の深さを計算させる精巧な機械のようなものなのかもしれない。 和田芳恵『小説と事実 長篇「暗い流れ」を書き終って』昭和五十二年二月二十五日 ツイッターというSNS形式は人間の業の深さを炙り出す装置のようなもの、と当初から言われていた。 高峰秀子も原節子も晩年はひたすら本を読みまくっていたそうだ。それまで他人に見られ鑑賞され撮影され評されるばかりの人生で、自ら知識を得ることに飢えていたのだろう。生来が知性的な人物であったことの証である。 東浩紀のyoutube雑談配信を見て面白かったので『ゲンロン戦記』を読み返したら面白かったので来週やる吉田豪とのトークイベントが近所な…
※予定は変更になることもあります。お名前は敬称略です ★連載 『言葉尻とらえ隊』週刊文春 (毎週木曜発売) 『東京リアルストリートビュー』→(改題)『ほじくりストリートビュー』散歩の達人 (毎月21日発売) 『大相撲中継中継』月刊相撲 (隔月連載,番付発表日の3日後発売) 『あんたは青森のいいところばかり見ている』まるごと青森 (不定期) 2021/09/23〜 『ショッピン・イン・アオモリ』東奥日報 (第2, 第4木曜) 2021/10/28〜 『買わりばえのしない私』 la farfa (奇数月20日, ネットは月1回) 2023/3月号〜 ネット: 2022/12/31〜 『久保みねヒャ…
辞意を表明した静岡県の川勝平太知事は経済学の分野において「たった3本の論文で19世紀日本経済史の通説をひっくりかえした早熟の学者」だった 全国のトラック運送業者 57%が赤字 業界団体が経営状況を分析 | NHK 「ほらEV減速したじゃん!」と色めき立つクルマ好きはちょっと待て! EVもHVもエンジン車も正しく評価できる視点の重要性 実は酔ってなかった「マタタビ反応」 ネコの生態を研究する岩手大農学部教授・宮崎雅雄さん<ブレークスルー 2024>:東京新聞 TOKYO Web 低迷が十数年続くF1チーム「ウィリアムズF1」はパーツ管理をExcelで行っていた 不動産の契約でドチャクソ痛い目に遭…
はてなブログにログインしようとするたびに「時間をおいてもう一度やり直してください」と待ったをかけられ、さらに「パスキーを登録してください)」という表示が出て二重にハードルがあってめんどくさいのでもうやめようかなと思い始めている。 トイレで吉田豪の『聞き出す力』を読んでいたら急にプロレスの本が読みたくなり、図書館に走って斎藤文彦『プロレス入門1・2』と吉田豪の『吉田豪の喋る!!道場破り プロレスラーガチンコインタビュー集』を借りてくる。3冊とも辞書のように分厚い。 僕はプロレスにはまったく関心を持たないまま育ち、子供の頃に金曜日の夜テレビで猪木とタイガー・ジェット・シンの試合をちらっと見た記憶が…
2024/3/23 8時起床。午前中はradikoで角田龍平の「蛤御門のヘン」スタン・ハンセン、ゲスト回聴きながら日記を書く。5歳の角田龍平君がTVを観て思わず「お母さん!ハンセンが、ハンセンが全日に~」と叫んだという、全日本プロレスにハンセンが初めて現れた日のことは僕も鮮明に覚えている。ザ・ファンクスVSブロディ・スヌーカ組の世界最強タッグ公式戦。ブロディ・スヌーカ組のセコンドとして現れたのがテンガロンハットをかぶったスタン・ハンセンだった。新日のエース外人だったハンセンが全日に!の衝撃。そしてその後の試合で起こった衝撃の事件。場外に落ちたテリーにハンセンのラリアットが炸裂する。ファンクスを…
③はこちら 引き続き、『小山田圭吾の「いじめ」はいかにつくられたか 現代の災い「インフォデミック」を考える』についてのまとめとそれに対する所感を述べていく。 本章では、ロッキング・オン・ジャパン(以下「ROJ」と略称)での20000字インタビューの翌年に行われたクイック・ジャパン(以下「QJ」と略称)における「いじめ紀行」と題されたインタビューについての考察、2つのインタビューと「鬼畜系」の関係についての考察が主なポイントである。 1.「いじめ紀行」について 片岡はまず「いじめ紀行」が、インタビューが行われた当時の岡崎京子や柳美里によるいじめに関する語られ方と異なり、いじめっ子側の心情に注目さ…
休日ということもあり、けっこうな人出で、入館諦め周囲を観て帰る。 なぜ大魔神???と思ったが、大映がKADOKAWAになっていることすら知らなかった。なぜ神社???は、角川春樹がらみってことはないだろうに。Kei-Tee 今日は面談、取材対応、Zoom研究会。 吉田豪の部屋にて横浜銀蝿・翔も映画「リトル・リチャード」を絶賛!
2024.3.17(sun) fishbowl さわやかウォーキングコラボ 新体制お披露目ライブ@ 三島市立公園 楽寿園 明日はいよいよさわやかウォーキング!当日楽寿園への入場には、コースマップが必要です!コースマップは三島駅南口のスタート受付で配布しておりますので、スタート受付をお忘れなく!ご来場をお待ちしてます🐟️ https://t.co/BNHYDgUVFN — fishbowl (@fishbowl2021) 2024年3月16日 ・さわやかウォーキング fishbowlとJR東海さわやかウォーキングのコラボ。この日は三島市内がコース地でライブはゴールの楽寿園の野外ステージで行われる…
夢なし先生の進路指導(2) (ビッグコミックス)作者:笠原真樹小学館Amazon夢に憧れる生徒を、教師によるゲンジツテキな指導で我に返らせるというコンセプトというか設定の漫画。1巻は短めの小気味良い感じのエピソードだったが、2巻はメンズアイドルという長編。これがもう痛々しくて、ウシジマくんかよってレベルの展開。そもそもアイドルって何なんだという話があるが、吉田豪だったか誰かがアイドルを「人気が実力を上回っている状態」を定義していて、それがわたしの中では凄くしっくり来ている。つまりファンが演者を支えることで、実力以上の売上や、実力以上のハコでのライブ、実力以上のドラマ出演などを果たすという構図だ…
ムツゴロウ麻雀物語 (中公文庫 は 10-5) 作者:畑 正憲 中央公論新社 Amazon 「ムツゴロウさんはヤバい」ということを知ったのは吉田豪のインタビュー記事を読んでから。幼少期は動物王国を楽しみに見ていたクチで、TVの中でムツゴロウさんは満面の笑みで犬と戯れ、裸馬を乗りこなし、野生動物ににじり寄り(たまに動物から怒られが発生)、孫たちにキラキラネームを付ける、天真爛漫で浮世離れしたおじさん、と長らく思っていたのだ。 そのムツゴロウさんが、雀鬼であることをまだ知らない人もいたりして。 山谷で3日も4日も寝ないで卓を囲んでいたなんてところを読むと、麻雀放浪記じゃん!阿佐田哲也とタメはれる!…
絆Nightふぃーばーを聴きながら支度。月曜にぱーてぃーちゃん聴くのありかもしれない。その後うなげろりん、しくじり学園放送室を聴く。吉田豪が自分の師匠をリリーフランキーであると言っていた流れで、リリーさんが昔放送作家やってた時〜と言っててリリーフランキーって放送作家だったの!?と衝撃を受ける。リリーフランキーといとうせいこう、この世の全てに絡んでいて怖い。 仕事。気持ちがすっきりしていたので支払いや契約関係の細々したものを進められた。自分がいっぱいいっぱいであるとアピールしたから皆が遠慮してるのが分かる。管理職の人事発表があり、課長すら異動になってた。笑うしかない。 鍋を食べてる時に夫が体調悪…
40代の人は「老害」と聞くとどんなイメージを持ちますか?老害をネットで調べると、 「自分が老いたのに気づかず(気をとめず)、まわりの若手の活躍を妨げて生ずる害悪」 と出てくる。ある政治家が思い浮かんだりしませんか? 60代、70代でその会社のことを決定出来る力を持っている人が、時代の変化を感じられずに、自分の意見を正義にしてジャッジ&ゴリ押しし、若者たちが迷惑を被るパターンが多い。僕自身も振り返ると、若い頃は老害による被害をいくつも受けてきました。 若者たちが必死に作った企画書は秒でスルーされて、 代わりに、「上の人」が飲み屋で思いついた一言を、「周りの大人」たちが持ち上げて、その成立してない…