東日本大震災発生時の福島第一原子力発電所所長・吉田昌郎が政府事故調査・検証委員会の調べに対して答えた「聴取結果書」の通称。 吉田元所長から非開示を求める上申書が出されていたため非公開とされていたが、2014年5月以降、朝日新聞が独自に入手したとして公開を始めている。続いて8月に産経新聞も調書をもとにした記事を配信、政府は2014年9月に調書を公開する方針を固めた。 吉田調書 - 特集・連載:朝日新聞デジタルはてなブックマーク- 吉田調書 - 特集・連載:朝日新聞デジタル
新聞に一度載った記事を取り消し、「謝罪」した朝日新聞社社長。 (2014年9月12日付「朝日」朝刊1面トップ記事) 新刊本の帯(おび)に目が止まりました。「すべて実名で綴る内部告発 ノンフィクション」。なんだろう、と本のタイトルを読むと「朝日新聞政治部」――。 著者は、東京電力福島第一原発事故をめぐる「吉田調書」報道で失脚、退社した朝日新聞社の元政治部デスク。鮫島浩さんという方でした。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ この本の素材となっているのは、政府が非公開にしていた吉田昌郎(まさお)福島第一原発所長(2013年死去)が政府の事故調査検証委員会の聴取に答えた内容を記録した「吉田調…
鮫島氏にこの話を語る資格はあるのだろうか。 鮫島浩「吉田調書訂正記事は朝日新聞が安倍政権や東電の反撃に屈したジャーナリズムの自殺行為」 吉田調書の誤報をした朝日新聞東京本社特別報道部の当時の次長の鮫島浩 吉田調書報道の顛末 鮫島浩「吉田調書訂正記事は朝日新聞が安倍政権や東電の反撃に屈したジャーナリズムの自殺行為」 2014年「吉田調書報道」は「原発事故最悪のシナリオ〜そのとき誰が命を懸けるのか」を真正面から問う記事でした。新聞社が安倍政権や東電の反撃に屈して記事を取り消し、取材記者を処分したのはジャーナリズムの自殺行為でした。あれから新聞報道の萎縮が加速します。当時の対応の再検証が不可欠です。…
朝日新聞政治部 作者:鮫島浩 講談社 Amazon 朝日新聞政治部がどういうところか取材して書いてあると思って読んでみたら、内部にいた著者が辞めた後にこれまでのことを書いた内部暴露本だった。 それはそれでおもしろいから全然OK!出てくる人は全部実名だしむしろリアルでいい。 著者は「吉田調書」報道でクビ同然になって、ほぼ辞めさせられたみたいなもんらしく、辞めるにあたって書かずにはいられなかったんだろうなと思った。 しかし、新聞記者ってなんというか、恐ろしい職業だな。これだけの激務を何十年もやるなんて考えただけで震える。特殊な人間しかできない仕事だ。これを今現在やっている人が何百人もいるのだなと本…
衆院政治倫理審査会を終え、退室する岸田文雄首相(手前)=2024年2月29日、国会内 - 写真=時事通信フォト 自民党派閥の裏金事件をめぐり、衆議院・政治倫理審査会が15年ぶりに開かれた。裏金事件はこれからどうなるのか。ジャーナリストの鮫島浩さんは「政倫審は偽証罪に問われないので、安倍派幹部の答弁は信用できない。ウソが許されない証人喚問を実施できなかったことから、真相解明が進む可能性はほぼ消滅した」という――。 【この記事の画像を見る】 ■安倍派幹部たちの答弁は食い違いばかり 自民党の裏金事件をめぐり、疑惑を抱かれた政治家が自ら釈明する場である衆院の政治倫理審査会(政倫審)が15年ぶりに開かれ…
【安倍政権の言論弾圧!「サンデーモーニング」だけじゃない?!「報道ステーション」も圧力文書!】「報ステ」から安倍政権批判が消えた理由~安倍官邸「反政府番組監視」和田アキ子・IKKOも対象~ ■放送法“政治介入”のトリガー 渦中の「サンデーモーニング」で首相補佐官の逆鱗に触れた“ある発言” 日刊ゲンダイ:2023/03/09 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/319798 ~~~ 第2次安倍政権の政治介入で、放送法の「政治的公平性」の解釈がねじ曲げられた問題。 総務省が存在を認めた「行政文書」によれば、解釈変更を主導した礒崎陽輔首相…
今日は秋分の日か。季節は俺の好きな秋だ。大いに作文したい。 ところで、昨日は、世間は今どうなっているのかを見なければならないと書いた。何かヒントになることはあるか。出稼ぎの人達によって、「高度成長」はなされたという本多勝一の視点があった。今は、非正規労働者とか。景気が良くないんだろう、今は。 こんなつれづれなるままに書いていたってしょうがない。本気になるにはどうしたらいいか。闘うことだ。俺は一人だけど、「アメリカ金融独占資本」的なものが今は何なのか分からないけど、その巨大な何ものかと闘う。俺がやってやる。「インターチェンジ」などというアングル語は使わず出入口という。この本多勝一の反骨精神。これ…
こんにちは。今回は、ノンフィクション『朝日新聞政治部』(講談社)をご紹介します。この本は、朝日新聞社を退社したジャーナリスト・鮫島浩氏が、自らの体験をもとに書いた衝撃的な告発本です。鮫島氏は、1999年から政治部に所属し、菅直人や竹中平蔵、古賀誠など幅広い政治家を取材しました。2010年には39歳で政治部次長(デスク)になり、2012年には調査報道に専従する特別報道部デスクとなりました。その間に、手抜き除染や吉田調書など数々のスクープを手がけ、新聞協会賞も受賞しました。しかし、2014年には福島原発事故や慰安婦問題などで朝日新聞が大バッシングを受けることになります。鮫島氏は、吉田調書報道の担当…
2021年発表の本書は、近代日本の代表的メディアである朝日新聞(グループ)の経営課題に関するレポート。著者は「宝島特別取材班」となっているが、4人の共著。うち2人は朝日新聞社員だった人。 旧士族だろう、村山家と上野家が興した新聞社で、太平洋戦争までは大陸侵攻などを煽り、戦後は一転して左翼思想を展開した。政権批判が人気を呼んで部数を伸ばしたが、 ・デジタル時代への対応遅れ ・読者の高齢化、減少 によって経営危機に陥っている。年々発行部数が減り(*1)、メディアとしては赤字から脱却できない。2020年9月期で81億円、2021年3月期予想で170億円の赤字である。実はもっと新聞事業はひどい赤字なの…
たしか敗因の検証を一切せず、そそくさと党名を変えて逃げ、何事もなかったように出発してましたね。 民主党のどこがどうダメ?そんなに素晴らしかったら党名を変更することはないし、選挙であれだけ大敗しないはず…それが答えです。 pic.twitter.com/dvxaTkxQ1J — Bonjour AKIRA (@Bonjour4145) 2024年1月3日 大風呂敷広げて、結局何も出来てなかったボンクラ集団じゃんww pic.twitter.com/yHoirijiDd — Zooooo (@JohnDoe_ts) 2024年1月3日 夢見るクトゥウルフ@打倒反日デュープス!日本守ろう! @dre…
発狂したのでもとち狂ったのでもない。笑 とはいえ、この行動には我ながら驚くが。 朝日新聞ではなく、web論座に用があったのだが、あいにく今年の4月でつぶれており、アーカイブだけとなっていた。朝日新聞デジタルに課金すれば(アカウント有りのため1か月無料プランは残念ながら使えなかった)アーカイブが見れるとのことで、課金に至った訳で、我ながら感心する。 朝日新聞自体にはあまり関心はないが、論座の扱っている論客の各種論説に用があったのだ。 とはいえ、朝日自体の動向というのも、近年はまるで知ることすらなかった。「吉田調書」事件以降、どんな経過をたどったのか、若干気にはなる。 戦前の二の舞で戦争翼賛路線に…
高度に専門化された時代について行けない老舗の話です。 「脱お気持ち」宣言は今日もない。 主導権が取れないことに対する苛立ちが今のマスコミにあります。かつては誤報で政局を作ることが出来たのだが市民レベルが高くなってそれが出来にくくなった。高くなったのは情報のルートがマスコミ以外に出来たことです。マスコミは事実報道、批評はネットの暇人がやればいいのですがそれが許せない。さらに事実もねつ造や選ぶ権利(報道しない自由)をやるので監視していかないとならない。 KYサンゴなど、エビデンスを捏造してた頃は、アレでまだ正気だったのかも知れない。 https://t.co/7l42u0AkzL — isaac_…
新聞報道で閣僚のクビが面白いようにころころ飛んでいた戦後の政界に思いをいたせばまさに驚天動地の出来事だった。 2019年05月02日以下は日本国民全員の必読の書である月刊誌WiLL今月号からである。朝日よ、令和のどこが悪い!高山正之 ジャーナリスト阿比留瑠比 産経新聞論説委員「令和」発表と同時に朝日の記者・OBが仰天ツイート。安倍が憎けりや、令和も憎いか元号もアベノセイダーズ?高山 新元号は「令和」だったね。阿比留 今回の元号に対し、日本国民の多くは歓迎ムードです。その証拠に、産経・FNNの世論調査によると、「令和」に対して87%が好印象という結果が出ました(四月九日付)。元号制度も82.7%…
著者:鮫島浩発行元:講談社 朝日新聞政治部まとめ 朝日新聞政治部を読んだ理由 朝日新聞政治部で仕事に活かせるポイント 朝日新聞政治部の目次 朝日新聞政治部の感想 朝日新聞政治部まとめ 朝日新聞の元エース記者で、あの吉田調書記事を世に出した張本人。その人が描く朝日新聞政治部のドロドロしたお話。なんだろうな。大手メディアって、新聞だけでなく、みんな社内政治に忙しいんだろうなって思うわけですよ。吉田調書が世に出てきた話よりも、民主党政権に深く入り込み、様々なスクープを作り続けてきたその姿よりも、読者そっちのけで、自分たちの権力に酔いしれ、社内政治に明け暮れる世界が見えてきて、悲しくなってきましたわ。…
XYZさんからのコメント 漫画だけを描いていれば良かったんです。 ブログなんか書くから腐れ儒者ぶりが露呈するんです。 承認欲求塊の男が世間から忘れさられた現実 笑 耐え難いんでしょうね 涙 死ぬまでにあと一花咲かせたいと思っているでしょうけどそれは無理な話です。 2023年08月26日 15:45 https://washiblogact3.seesaa.net/article/500504764.html なおさんからのコメント 出ましたね、得意の論点ずらし。トー横キッズというのが色んな背景を持っていて情状酌量の余地はあるにしろ、犯罪を犯したり体を売ったりしている加害者であるということは法律…
読売新聞専売店(都内で) 目次 1年間で「朝日」は53万部、「読売」は42万部減った! 新聞「朝刊」の売れ行きランキング(=販売部数の順) 「販売部数」をめぐる業界の裏事情 ABC部数とは? 「残紙」も含まれている 「残紙」「押し紙」「予備紙」? 部数減には「残紙」の整理も? 新聞離れの背景 1年間で「朝日」は53万部、「読売」は42万部減った! いろんな銘柄の「新聞」がありますが、それぞれどのくらい売れているのか――それは「ABC部数」でだいたいわかります。 ABC部数は、日本ABC協会という広告活動のための会員制組織が作成している新聞発行部数です。 それをみますと、2023年4月時点で、一…