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反射炉

(サイエンス)
はんしゃろ

銑鉄を精錬するための金属溶解炉。熱を湾曲している天井部に反射させて銑鉄を溶かすための高温を実現する構造から名付けられた。ヨーロッパで18〜19世紀ごろ、大量の大砲を鋳造するために従来の青銅より安価な鉄を材料に使うために発達した。
日本では江戸時代末期に、ペリー来航を契機として海防のための大砲を製作するために各藩で製造された。現在残っているのは静岡県伊豆の国市韮山、山口県萩市のもの。また、茨城県ひたちなか市那珂湊には天狗党に壊されたものをのちに復元した反射炉がある。

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