自分自身を除く約数の和が相手の数と等しくなる自然数の組。 例えば(220,284)がそうである。 220の約数は1,2,4,5,10,11,20,22,44,55,110(,220)、 284の約数は1,2,4,71,142,(284)なので、
となり友愛数である。 これまでに知られている友愛数の対は全て奇数どうしあるいは偶数どうしであり、奇数と偶数による友愛数の対が存在するか否かは未解明である。
*リスト:リスト::数学関連
神やんが連続で現れない場合朝イチのイメージを優先する または、昨日のつづきを続ける…ことにしています。 ルドルフ・タシュナー(注意!シュタイナーではありません!)「数の魔力」から 美味しいところつまみ食い、のつづき。 今日のつまみ食いはこちらです。↓↓ 【過剰数、不足数、完全数と友愛数】 数字の約数をみるとその数字の「質」を探求することができる。 これはピタゴラス学派の人々の考え方。 数字の「質」というのはその数が「何を」示しているのか。 数字は、ものの数や距離や重量、などなど数を表す共通尺度でもあり 「何か」を示す質感を伴う概念でもある という感じですね。 ※あくまで私の理解です🙇 その「何…
「梅雨明け宣言」と「入道雲」7月12日、私の住んでいる福岡市に梅雨明け宣言の発表がありました。今年の梅雨入りは観測史上2番目という早い時期の5月半ばでした。本物の夏が来た!子供時代、病弱だった私は風邪ひき名人でした。そのために冬が嫌いで夏が大好きな女の子でした。帽子も被らず近所の子供たちと川遊びや虫取りを楽しんでいました。その頃の日焼けがもとで(?)今も色グロです(TдT) ウゥ…そして今も、冬よりは夏が好きです。ただ、熱中症予防のため日傘を使用しています。そんな理由もあり、空と雲が大好物(?)である私といたしましては、「夏の空」は心弾む「空」なのです。 ムクムク、モリモリと沸き立つような入道…
こんにちは、レモンです。 この前出した記事ー「数の森」という本に関してでした。 それをレモンがちょっと気に入ったので、調子に乗って 自分でも好きな数学の「数」を紹介していきます。 どうぞ、見放さずにご覧ください。 *記事は以下に貼り付けておきました! lemonsboxes.hatenablog.com さてさてさて、と言っても、レモンには専門の知識があるわけでもなく、じっくり「こっからここまでが数学だよね」みたいな認識があるわけでもないんです。 と、言うわけで!大まかな説明になると思いますが、どうぞお読みください。 そして、この記事で話すのは「友愛数」。 「数の森」の記事でも語った「友愛数」…
第1章 80分しかもたない記憶 主人公、アンナ・オルセンは、35歳の一児の母である。彼女は、古びた屋敷に家政婦として雇われ、その主である「博士」こと、イライジャ・ランドールに仕えることになった。アンナは、10歳の息子、オリヴァーを連れて、この屋敷で新しい生活を始める。 初日、アンナが屋敷の扉を叩くと、中から年齢不詳の男が現れた。彼がイライジャ・ランドール、アンナが「博士」と呼ぶことになる男だった。 「ようこそ、こちらへ。私はイライジャ・ランドールです」 イライジャは、穏やかな声でアンナを迎え入れた。しかし、その表情はどこか曇っていた。 「あなたが新しい家政婦のアンナ・オルセンさんね。お会いでき…
年末から年明けにかけて何かと忙しく、投稿をはじめてから毎年の目標として大晦日にアップロードすることを心がけていたのですが…大大大遅刻 1月 19 TAAC GOOD BOYS 新宿シアタートップス なゆたさんの舞台行けないかもな~と年末から年始にかけてメソメソしてたんですけど奇跡的にやることがそれとなく片付いたのでアフタートーク回を観劇してきました。登場人物全員がなんとも言い難い結末を迎えるのですごく胸が苦しい。”愛”って何だろう、中途半端に助けるっていいのだろうかと考えさえられる舞台でした。Twitterにも書いたけど自分におこったことじゃないのに自分事のように置き換えてしまって辛い。 そし…
少しずつ書き溜めていた、映画の話。 やっとまとまりました。 お時間、ご興味のある方はどうぞ~ もう今は随分と映画館から遠のいてしまったけれど、 (グリピーは映画館があまり好きではない。家で見るのがイイらしい) 大学生から社会人になった頃に足繁く通っていた。 よく見たジャンルはヒューマンドラマ。ほっこりが好き。 少し前に「南極料理人」(2009年)を思い出したので、 いくつか好きな映画を列挙してみる。(尚、監督さん・俳優さんは敬称略) 🎬 「博士の愛した数式」(2006年) 原作:小川洋子 主演:寺尾聰、深津絵里 原作は本屋大賞を受賞作した有名作品 博士、私、ルートくん、未亡人… それぞれに想い…
博士の愛した数式 著者:小川 洋子 出版社:新潮社 発売日:2005年12月 ページ数:304p(単行本) 内容 「ぼくの記憶は80分しかもたない」博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていたー記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。 Amazonレビュー ⭐4.4 😁評価が高かったレビュー とても良い本だと思います。物語の世界に引き込まれてあっと言う間…
小川洋子『博士の愛した数式』(新潮文庫)を課題書として行う第30回良書読書会、その日程が決定しました!初めての方も大歓迎、奮ってご参加ください。 課題書: 小川洋子『博士の愛した数式』(新潮文庫) 日時: 2月17日(土) 15:00集合~18:30 (※途中参加、早退自由。会場の予約状況により、15:30集合となる場合もありますが、その際はわかり次第参加者の方に事前にご連絡しますので、ご了承下さい。) 会場: 新大阪周辺の会議室 参加費: 500円(会場費として) 阪神タイガースが38年ぶりに日本一に輝いた今年度の締めくくりに、タイガース時代の江夏と素数と友愛数とオイラーの公式がマジカルに結…
エッセイ『博士の本棚』に、朗読会を開催したことについて書いてあった。ふと思い立ち、『小川洋子 イベント』と調べると、なんと1ヶ月後に岐阜で朗読会と対談会があるという。先生と交流がある物理学の教授との対談について、「小川洋子さんの飾らない普段の様子が感じられるとても楽しく貴重な機会となることでしょう」と書いてあった。形式的でない、だからといって馴れ馴れしいわけでもない、その一文がとても気に入り何度も読み返した。そして、岐阜までどのくらいかかるのか、現実的に参加出来る場所なのかなど考えず、申し込みフォームのページに移動した。 新横浜から新幹線のぞみで名古屋へ。特急ひだに乗り換え2時間半。もりもりと…
もちろん名前は知ってるのに読んだことなかった。学生時代に誰かにオススメされた記憶もある。 [ぼくの記憶は80分しかもたない]博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。 20年前に言われている感想であろう文学的に数学の話が書かれていてすごいと思いました。シンプルに読みやすくて助かった。 友愛数って名前聞いたこと…
言語学者が書いたファンタジー小説 2019年刊行作品。作者の川添愛(かわぞえあい)は1973年生まれの言語学者、小説家。 津田塾大学女性研究者支援センター特任准教授、国立情報学研究所社会共有知研究センター特任准教授を経て、小説家として独立。小説家としてのデビュー作は2013年の『白と黒のとびら: オートマトンと形式言語をめぐる冒険』である。 白と黒のとびら 作者:川添愛 東京大学出版会 Amazon おススメ度、こんな方におススメ! おすすめ度:★★★(最大★5つ) ちょっと変わったファンタジー作品を読んでみたい方、独特の「不思議な数の世界」に触れてみたい方、王道の成長物語を読んでみたい方、数…
○○数の一覧。
「心が洗われる」作品というのはきっとこういう作品のことを言うのだろう。本屋大賞第1回受賞作品に値する素晴らしい作品だった。映画化もされ、発売当時にはかなり話題となったこの作品。もちろんこの作品のことは知っていて、いずれは読んでみたいとは思っていた。しかし、タイトルの中に私が苦手な「数式」という言葉がが入っていたため、手に取るまで時間がかかってしまった。この作品は事故で頭に重い障害を負ってしまった記憶が80分しか持たない数学者とそこへ家政婦としてやってきたシングルマザーとその子どもの交流を描いた物語である。 「たっぷり食べなくちゃいけないよ。子供は大きくなるのが仕事だ」 「最上の部位は最年少の者…
基本的に疲れているか疲れる前かの2択みたいな生活をしています。今は少し落ち着いていて、疲れるためのアップみたいな状態です。少しは読書をする余裕も出てきました。こういうちょっと前まで戦場にいました、みたいなメンタルのときには断食後のおかゆみたいに徐々に娯楽に体を慣らす必要があります。娯楽に時間を割けなかったあといきなり大作ゲームとか始めると一気に時間が消えていきますからね。私はこういった慣らし時期に、既に精神と肉体が超元気な時は更にリラックスするために石動あゆまさんのコーセルテルの竜術士を読みます。 コーセルテルの竜術士: 1 (ZERO-SUMコミックス) 作者:石動 あゆま 一迅社 Amaz…
数学と聞いて想像するのは学校で習ったものではないでしょうか。複雑な計算や公式、図形や証明。嫌になっても不思議はありません。 一方神秘的なところもあります。例えば三角形の内角の和は180°というものは、この宇宙のどこに行っても変わりません。宇宙人がいるとすれば共通言語となります。円周率もそうです。地球が誕生する前からすでにそこにありました。 小川洋子さんの問いに数学者の藤原正彦さんが答えます。友愛数、完全数、素数。フェルマー予想、ゴールドバッハの問題、ビュッフォンの針の問題。 この世界は神秘に満ちています。 この本を読めば、もしかしたら少しだけ数学への苦手意識が緩和されるかもしれません。 世にも…