福島第一原子力発電所には、1,2,3号機、4,5,6号機と言う6機の原子炉・原発(原子力発電機)があり、東北地方太平洋沖地震(東北沖地震)発生時には1,2,3号機は稼働中で、4,5,6号機は定期検査中で稼働していなかった。 地震発生と同時に1-3号機の各原子炉は自動停止し、停電により外部電源を失ってしまったが、地下に設置されていた非常用Diesel発電機が起動し電気を供給した。 しかしその50分後、14~15mの津波が福島原発を襲い、地下に設置されていたディーゼル発電機は水没し故障停止した。更には、その他の電気設備や非常用バッテリーなどの多数の設備が損傷し、流されてしまった。 そのため福島原発…