【 与謝野寛(号・鉄幹)・晶子旧宅跡 】 所在地: 杉並区南荻窪4-3-22 与謝野公園 大正12年(1923)、関東大震災を機に、麴町区富士見町(現在の千代田区富士 見)から郊外に移ることにした与謝野寛・晶子夫妻は大正13年(1924)、この地 (東京府豊多摩郡井荻村字下荻窪)を借り、まもなくその一部に采花荘を建て、長男・ 次男を住まわせました。 昭和2年(1927)、与謝野寛・晶子夫妻は、晶子自ら図面を書き、西村伊作設計 の遥青書屋と名付けたクリーム色の壁に赤い屋根、窓のよろい戸が緑色の二階建ての洋 館に引っ越してきました。 一階は広々とした廊下、応接間、書斎、客間用ベランダと夫妻の部屋、…