東京都稲城市大丸にある、JR東日本の駅。
南多摩駅周辺の路地が入り組んでいるが、多摩川を挟んで対岸へ移動する事で、徒歩10分ほどで西武多摩川線「是政駅」へ移動可能である。
1927年11月11日に、南武鉄道(南武線の前身)は登戸から大丸まで延伸した。この大丸駅は現在の南多摩駅から約0.3km川崎寄りの位置にあった。
1931年ごろ、大丸駅は多摩聖蹟口駅に改称された。
1934年10月21日、多摩聖蹟口駅の東側に南多摩川貨物駅を設置。
1939年、南多摩川貨物駅の西に新しく旅客駅を作って南多摩川貨物駅をこれに併合、多摩聖蹟口駅は廃止することとなった。新しい駅の名前は「南多摩川」を縮めて「南多摩駅」となった。なお、当時の南多摩駅の住所は南多摩郡稲城村であり、郡名を駅名にしたとも言える。