前回の記事「無輸血?」のつづき。 輸血には副作用が伴う。発熱や蕁麻疹といった軽度のものから命に関わるものまで、その程度はさまざまだけれど、 輸血による副作用が起こる大きな原因は、血液提供者の細胞が、患者の身体を「他人」だと認識して攻撃してしまうこと(合併症)。 これは、医学的に見た危険性。それ以外に生物学者の千島喜久男氏は、 「どのように生きてきたか分からない他者の血液を自分の身体へ入れることは、とても危険。」だとも述べていて、これにも私は完全同意。 血液提供者の血液は、献血の際は「健康な血液」だと判断されたかもしれない。 けれど、 その血液提供者がもしも、気性の荒い人だったら? 残酷な気質の…