1973年に放送された連続テレビ小説。
主人公とその家族の流転を描いた作品。
主人公は、高橋洋子が演じた。
また、西田敏行が演じたことでも知られ、2008年の同じ連続テレビ小説「瞳」に出演する際の記者会見で「お風呂付きの部屋に引っ越しできた」と感謝の念を込めていた。*1
他の出演者=左幸子、下元勉、清水章吾、細川俊之、三田和代、花沢徳衛、佐々木すみ江
1973年の紅白では高橋洋子は審査員で出演。そのときの総合司会・山川静夫は、高橋洋子に「ようこそ」とだじゃれを入れて、紹介した。*2
また、このドラマは、前作の「藍より青く」同様、オリジナル作品(楠田芳子が脚本)。1973年当時ビデオが高価だったため、映像保存が厳しく、放送終了後、映像を消去された。映像が完全に残ってなくても小説本があるのは、その前後の「藍より青く」や「鳩子の海」「水色の時」はある。しかし、この作品は原作本がなかったため、実際に触れることができない作品である。いわば内容が幻とされてる。
ちなみに、「北の家族」は、第1回の放送は横浜の放送ライブラリーで、また、第1回や最終回などおよそ10本は、NHKアーカイブスの番組公開ライブラリーでそれぞれ無料視聴できる。
株式会社NBKが展開する外食チェーンのひとつで、旬の食材を楽しめる。かつては北の家族株式会社が運営していたが、2002年に民事再生法を申請してからはセラヴィリゾート株式会社の子会社となり、のちに経営統合され、セラヴィグループの外食産業部門が運営していた。しかし、2008年2月15日にヴィアグループの株式会社NBKに外食産業部門を譲渡されて現在に至っている。
元々は興行会社(1960年創業)だったが、1973年に居酒屋事業に参入した。東京都豊島区に本社があった。
1960年4月に芸能プロモーターの神彰が興行関係の会社として株式会社芸友センターを設立。1973年に居酒屋事業に参入し、居酒屋「北の家族」第1号店開店。1989年に商号を株式会社アート・ライフと変更。1992年7月に株式を店頭登録。1997年9月に商号を北の家族株式会社に変更した。しかし、2002年1月17日に東京地方裁判所へ再生手続開始の申立てで倒産。その後、セラヴィグループが再建を支援し、2005年に株式会社セラヴィホールディングスの子会社であるセラヴィリゾートに編入され、法人としては消滅した。